じょうの軍幕迷走記🇭🇺編 vol-2

前回、弟より入手したハンガリー軍幕。

その匂いと狭さにしばし頭を悩ませつつ、どうすれば良いのかネットで調べたりしてみる。

案外そのまんま使ってる方々が多い、、、、

「犬小屋」と呼ばれているらしい狭さはともかく、まずは匂いだな、問題は。

リセッシュしても変わらないくらいに頑固なカビ臭さは、やはり丸洗いしなければという気にさせる。

防水してあるのかは不明だが、コットンだし大丈夫だろうと予想し、コインランドリーに向かう。

とにかく、コインランドリーなんて使った事がそもそも無いに等しい。

女房に教えてもらい、近所のランドリーで洗濯。

¥1200円の、1番高い洗濯乾燥コースを選択する。

60分かけてコースが終了すると、車に乗せていただけでも臭かった匂いがかなり消えていた。

触った感じは洗濯前とあまり変わらない感じだったので、少しホッとする。

次に向かうのはココ。

よくお世話になる手芸用品のチェーン店。

ザックリした改造案のイメージから、必要となる部材を買い揃えていく。

軍幕に使われているアルミのボタンは、当然あるわけが無い為、似た感じのジーンズなどのタックボタンを代わりに使う事にする。

このボタンは生地を挟んで打ち込むのみで固定する為、縫い付けるという自分の不得意分野を回避する事が出来るのも魅力だ。

そして、裂けて広がってしまったボタンホールは、セリアで購入したソーイングセットで補修。

苦手な裁縫だが、👆を見て頂ければその理由がお判りになるだろう。

家庭科以来だと思われる針仕事に苦戦した。

あまりに大きく裂けていたところには、ワッペンを貼り付け、裁縫したトコを隠す。

右側のOD色の生地は、先の手芸店で買った帆布生地で、ネットで調べた時に見つけた写真のように軍幕同士の接続部に延長として入れる事で内部スペースの拡大を狙っている。

ハトメを開け、パラコードでペグ固定用の箇所を作っていく。

とりあえずの叩き台としてこんな感じに延長し、延長部も取り外して元の状態に戻すことが出来るようにしてみた。

早速、仮に設営してみる。

四隅のみをペグダウンし、テキトーなポールで立ち上げる。

延長した横の寸法は3m10cm、充分な長さ。

奥行きは変わらず、1m55cm。

そして、高さも変わらない1m26cm。

シングルのテントとしてはそこそこの内部スペースが確保出来た。

しかし今回はここまで。

雨には弱いだろう帆布部分の防水など、他にもやらなくてはならない箇所がまだまだ多い。

更に試行錯誤の迷走へと突っ走って行く、、、、

vol-2 完