蒼き鋼のデッカイドー🌊vol-2

小樽港に上陸を果たすと、まだ朝早い時間なので観光の名所でもある小樽運河を見に行こうとのタキさんの提案に乗り、しばらく車を走らせる。

まだ暗い時間帯なので、来ているのは同じフェリーに乗っていた2組だけであった。
店が開いているわけでもないので、すぐに札幌に向けて出発、朝飯を食べる為と、今回の最大の目的とも言えるmonoso会長と待ち合わせる為に二条市場へと進路を取った。

monoso会長に逢えると、ネットで会話していたとはいえ、初対面とは思えない心安さで話も弾む。

段々とテンションが上がり、顔抜きパネルで記念写真を撮るオッサン三人組。
浮かれ気分でロックンロールだ。

自分は三色海鮮丼、タキさんは出発前から楽しみにしていた雲丹丼を堪能した。

その後は是非とも見学させて欲しかった、monoso製品の開発、製造の拠点「M'sプロダクト」を訪問、
monoso会長と共に活動しているモロさんとも面識を得て、インスタでも拝見させて頂いたチョモランマキャップの実際の作業風景を見せて貰える僥倖に恵まれた。

この日から、宿泊はmonoso会長に手配して頂いた
「まあぶオートキャンプ場」での連泊となるが、チェックインの時間には早かった為、ゆっくり下道で深川市まで行く事にする。

日本一長い直線道路(約29キロ真っ直ぐな道が続く)
を経て、途中買い出しや昼食をとりながらもキャンプ場に到着すると、一体誰の普段の行いが悪かったのか、結構な降りの雨に見舞われる。

全員濡れ鼠になりながらも、なんとか設営を完了して、タープの下で焚き火で暖を取る。

タキさんはタープ下の電飾にまでチェックを入れる余裕がある。

焚き火を見ながら食事と飲酒を楽しみ、話に花を咲かせた挙句、インスタライブを敢行して、北海道初日の夜は更けていった。

次回

蒼き鋼のデッカイドー

第3話「定休日、深川市」