BULLET side 🅰️

某日

朝目覚めて、ふと我が家の駐車スペースを見ると、長女の車が無い事に気づく。

じょう
「おはよ〜、ひょん(長女)、こんな朝早くからどっか行ったの？」

女房
「おはよう、ひょんなら、夕べから出てったよ〜？
、、、彼氏のトコじゃない？」

じょう
「、、、そっすか、まぁ、アイツも平日休みだし彼氏と時間も合わないんだろうな、、、」

その日は平日で、自分は仕事に行き、夕方に帰宅しましたが、まだ長女の車はありません。

じょう
「ただいま〜、ひょん、まだ帰ってないの？」

女房
「お帰り〜、いや、帰って来たんだけど、シャワー浴びて、一人カラオケに行くって出てったよ〜」

じょう
「、、、アイツ、ホントに鉄砲玉だなぁ、、、
まったく、誰に似たんだか、、、」

そんな台詞を吐いた所で、女房と長男の訝しむ視線が自分に向けられている事に気づく。

長男
「、、、いや、どう考えてもオトンの血でしょ？」

女房
「、、、昔、まだ付き合ってた頃って、携帯とか無くて家電話📞だったでしょ？
何回電話しても、アナタ、捕まらなくって、お義母さんから[アイツは鉄砲玉だから、いつ帰ってくるかわからない]って言われた事あるんだけど、、、」

長男
「、、、血だな、、、鉄砲玉の血。」

はい、ぐうの音も出ません。

そして、そんな鉄砲玉の自分は、週末土日が休みになると、dayoutやインスタの影響か、キャンプに行きたくなってウズウズするようになってしまいました。

家族は全員アウトドアが得意では無い(というよりも空調の効いた自宅から出たがらない)為、行くなら高丘ベースの仲間達かソロになってしまいます。

行きたがらないクセに、おやぢだけが楽しんでいるのは、どこか釈然としないものがあるらしく、そんな家族に、

「これで、カッパ寿司でも行っておいで💕」

と、女房に自分の小遣いから幾らか握らせて、
機嫌よくキャンプに送り出して貰います。

今回は、金曜日の午前中に土日が休みになる事が確定したので、急遽予約の電話を入れました。

しかし、昨今のキャンプブームの影響か、なかなか思ったサイトがとれません。

受け付けの電話の方と、アソコは？ココは？と確認して、やっと取れたのが電源サイトでした。

早速、設営します。

USパップの設営も段々と慣れて来て、すんなりと行くようになって参りました。

そして、今回、サイト予約後に判明した事実が。

この日の夜、このキャンプ場のすぐ隣にある、
「霊仙寺湖」で花火大会🎆が開催されるとの事😳

ソロでまったり、近くにある「天狗の湯」でひとっ風呂浴びて、夕食を済ませてからサイトでゆっくり焚き火でもしながら静かに酒でも呑もうと言う、
「 超、ゆるキャン△計画 」は、どうも怪しくなって参りました。

計画を前倒しし、4時には風呂に向かいます。

凄い屋台の数😳

地元の方たちの物も合わせて、20〜25軒くらい出ています。

天然日帰り温泉♨️
「天狗の湯」内には、飯綱オーガニックリゾート(オートキャンプ場もこの会社でやってます)の協賛する
キャプテンスタッグの商品も、お土産に並んで売っています。

オートキャンプ場よりも近い、デイキャンプ場には最近リニューアルされたBBQ施設があり、
「手ぶらでバーベキュー」という、道具から食材まで用意されたプランもあるそうです。

温泉♨️を堪能したら、
まずは「生」ですよね💕

今日は夕食はココでと決めていたので、
大広間の食事処で食券を購入します。

長野 喝華麗部 部長としては、やはりカツカレー大盛りを注文❗️😆

なかなか侮れない量でしたが、味の良さも相まって
部長として華麗な試合運びで平らげます。

外は既に人が、、、

ステージでは生歌や演奏が始まっていました。
歩いている間中演奏されていた、
「コンドルは飛んでいく」が耳から離れません😓

某anzr○ckさんに倣って、スイーツ(?)

サイトに戻って、焚き火を始めます。

そうこうする内に辺りも暗くなって、周りの家族キャンパーさん達も慌ただしい感じで、花火会場へ向かって行き、束の間の静寂が訪れます。

かと思うと、盛大な爆音がひっきりなしに響き渡り、林間サイトの為、樹々の隙間からチラッと垣間見える閃光に、一人、「 超ゆるキャン△計画 」が
予約した時点で破綻していた事実を噛み締めながら
冷酒を煽って眠りに落ちていくおやぢなのでした。

BULLET side 🅰️ 完

次回、BULLET side 🅱️に続く、、、