自転車キャンプツーリング考

 突然ですが…
🚲ツーリング用自転車は何がいいのか？

ツーリング用自転車というとランドナーと呼ばれるタイプが主流でした。
まさにキャンプツーリングを前提に設計された自転車なので安定性や積載量などパーフェクトな自転車だ。
 
しか海外長期で走るとなるとリペアパーツが必要になる。
ランドナーはタイヤのサイズが650Bという規格サイズが多い。これなかなか海外で手に入りません。

一方、マウンテンバイクは1970年代後半にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のマリン郡でヒッピー達がビーチクルーザーや実用車などに太いタイヤをつけ、急勾配の山を下りタイムを競った遊びが始まりと言われています。

まだ４０年ほどと歴史は浅いがマウンテンバイクだが丈夫なフレームに太いタイヤ、荷物を満載にしてもビクともしない。まさにキャンプツーリングに適している自転車だと思うし、ぼく自身もMTBで世界を旅しました。

MTBのタイヤでほとんどの国で入手可能。なのでスペアタイヤなどよっぽどのこだわりが無い限りもって運ぶ必要がありません。パーツもだいたいは入手可能。
 
 

旅でのテント⛺️
自転車旅でのキャンプはあくまでも寝る手段です。現在のスタイルや着飾ったキャンプとは正反対。
軽量、収納サイズのコンパクト性、丈夫さ重視。荷物が多いので前室が広いと尚ベスト！
 
僕は当時、アルバイトさせていただいていた某アウトドアメーカーの試作品の超軽量モデル。（写真が見当たらない…妻がひとり旅していたときのを代用…）
 
しかし山岳テントなのでめっちゃ目立つ黄色・・・
 
これは旅テントにまったく向かない。なぜかというと旅ではキャンプ場以外の所でテントを張ることが多く目立ってしまいすぎるからである。

安全管理という面からいうとNG！！🙅‍♂️
 
上からモスグリーンの工事用シートをかけてカモフラージュしていました。

🚲⛺️キャンプツーリングの魅力⛺️🚲

キャンプツーリングの魅力は人力であるがゆえの達成感、海外では身近に現地の人の生活を感じられること。
バックパッカーやバス旅では入っていけないローカルな道を自分で選び自由に走れるので日本人を初めて見たよっていう村に遭遇することもしばしば。
 
そうなるとその村では僕の振る舞いが日本人ってこんな人だったという印象で残る。大げさに言うと日本代表である。
悪いイメージは与えられない・・・
 
雄大な自然の中で走っていると五感が研ぎ澄まされる。風の方向、においで天気が分かるようになってきたり、
なんかこの先嫌な予感がするなあという第六感のようなものを感じたりした。

また沢山の人々に助けてもらい旅を続けることができた。人の親切が身に染みる体感もした。
 
ひどい向かい風でペダルをこぐことが出来ず、一日中押して歩く事もある。風のバカヤローと叫んだ。次の日はすごい追い風で風に感謝。

こがなくても時速３０キロで約‪２時‬間進んだのだ。笑いが止まらない。

そんな時はつくづく人間はちっぽけだな～と思った。自然の力には歯向かえない。自然は神様だなと…

そして思う、旅は人生そのもの。
つらい経験や困難を乗り越え成長する。僕自身が成長したかどうか不明だが、自分自身の引き出しは増えたと思う。何があっても何とかなる、前へペダルを漕ぐしかないのだ。
 
あっ、あんまり面白くない話が長くなってしまいました・・・。失礼いたしました。
 
ではまた！👋
あなたにいい風が吹きますように。