Red carpet

こんばんは

少し空き時間があったので

愛車のシトロエンくんと

近くのお山へお散歩

クネクネ山道を上がって行く

辺りに目をやると

少しずつ森の色が変わっていく。

秋を見つけた。

よし

この辺りで良いかな。

シトロエンくんに積んであった荷物を降ろし

暖かい珈琲の入った水筒も降ろし

準備完了

森に足を一歩踏み入れると紅い絨毯が敷き詰められていた。

パリッパリッとした足に伝わる感触と音

目の前に紅い森が広がっていた。

少し冷えた空気が気持ち良く

暖かい珈琲が体に染み渡る。

寒いと言う表現よりも

暖かさを楽しんでいると表現した方が近いかもしれない。

森はゆっくりしていってねと自分に伝えてくる様に

居心地が良い。

お気に入りのクレイジークリークスに腰を下ろすと

パリパリと音を立てて

森と一体化した様な気分になれる。

そう

地面が近いから

そんな所がこのチェアーの魅力なのかな。

滞在時間は30分程度のcampと言うよりはpicnic

短い時間だったけど

森と一つになる事で心がまたクリアーになった。

この森は

冬になったらどんな表情を見せてくれるだろう。

そんな事を思いながら

また来るねと森に伝えた。

次はどこに行こうかな。