ぽっかりすっきり
いろんなことで
いっぱいいっぱいになっていた
そんな日々の
ほんの少しのひと区切り
もう行くっきゃない
気付けば道具たちを
外へ連れ出す準備をしていた
向かう先は
この時期ならではの場所がいい
翌朝いちばん
はりきって出発
目的地に近付くにつれ
色づいてゆく木々たちに
心がおどりだす
綺麗な紅葉に
はやる気持ちを抑え
脇見運転にも気をつけながら
目的地に到着♩
さくっと設営して
のんびりしようと
思ってたら
アクシデント発生。。
ガイロープのついた
ループの部分が
無残にもブチっと、、
ここは大半が強風で
しかも湖畔の場所、、
コンパクトにと思ってたので
他にテントもタープもないし
泣く泣く
デイキャンプで帰るしかないのかと
涙が出そうになる。。
でもやっぱりやっぱり
どーしてもあきらめられないし
なにがなんでも帰りたくない
そんな気持ちから
強行突破で
直接ループにペグをぐさっと
やってしまうことに、、
シワがちと気になるし
風も雨もすごく心配だけど
様子を見ながら
このコと1泊を過ごすことに決めた
なんとかなんとか
今日のおうちが完成したのです。。
ほっとしたら
お腹が空いたのでごはん
だいぶ前に手に入れていた
Colemanのホットプレート
これで 自家製ブランパンを
焼きやき
あっという間に焦げめがついて
反対側も焼いて
いいかんじ
外側サクッと
中はしっとりにできた
だーいぶ
ぶさいくになってしまった
めだま焼きと
自家製バジルチキンソーセージ
いただき物の
とうもろこし茶も入れて
ほっと一息
青く広がる空と
目の前の湖
秋の訪れを知らせる
暖色に染まりつつある木々たち
今見えるものたちの
その自然の素晴らしさに
自分の中のモヤモヤが
薄れていくような気がして
心がぽっかり軽くなる
真っ赤だったり
黄いろや 茶いろや 黄土いろ
まだ色付ききれない葉も
どれも
少し前までの緑が
信じられないほど
美しく変化していて
見とれてしまう
思いのほか
身体が冷えてきたので
予定より早めに
だいすきな焚き火の時間を
始めるとしよう
すっかり陽が落ちてきた
あかりを灯して
夜になる準備を
ただただ無心に
炎を見つめる
少しだけ薪をいじって
消えないように
燃えすぎないように
暖を保ちつづける行程がすき
幕内では
お夕飯の支度をはじめる
コンパクトにしたいのに
どうしても持ってきたかった
小さな土鍋でコトコト
やっぱり温かいものが食べたいし
煮物をするには
これが1番
よく熱が伝わって
美味しくなる気がする
常備菜のおからハンバーグも入れて
塩ちゃんこ鍋に
ほっこり温まって
心も身体もよろこぶ
まちがいなく美味しいやつ
しっかり熾火になるまで
じーっと焚き火を眺める
そろそろ
シュラフに
埋もれたくなってきた
時おり吹き荒れる風と
予報よりも強い雨
早朝3時
またもやアクシデント発生
地面が水びたし。。
コットを使って正解だったのか
張った場所がわるかったのか
もう なんだか
よく分からないけど
とにかく
寝てはいられなかった
名残りおしい気持ちで
せっせと
できるかぎり
荷物をまとめていく
そうしてるうちに
外が明るくなってきた
やがて
朝まで降っていた雨が上がる
外に出てみると
うん
見事に水たまりになっていた。。
カフラさん
風と雨に耐え
守ってくれて
本当にありがとう
そんな気持ちでいっぱいになった
それはそうと
雨が上がったあとの植物は
よりいっそう
鮮やかで美しく映えることを
私は知っている
しっかり目に焼きつけるように
この季節ならではの瞬間を
カメラに収めた
帰る途中には
すっかり天気が変わり
その日差しに
暑さすら感じる
青空に映える
紅葉がまた格別で
お家に着くまで
楽しませてくれる
お家に到着したら
この日差しを利用して
がんばってくれた
カフラさんや
道具たちを
ぜーんぶ広げて
乾燥タイム
洗い物も済ませ
乾いた道具たちは
わが家の指定席に
ぜんぶもどして
すーっきり*
早くもどってきて
よかったかも
いろんなことが
私を取り巻いて
日々悩ませるけど
キャンプに行けば
お外に出れば
いったん
ぽっかり空っぽにできるし
すっきりできる
あたりまえのようで
奇跡のような
自然の美しさと儚さが
大きな心で受け止めてくれ
これからのこと
過去のこと
その瞬間は忘れさせてくれる
これからも
そんなキャンプ時間を
大切にしたい
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kuma
紅葉と焚火の炎と雨上がりの自然が美しいですね✨
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O buchi
キャンプって自分のペースを思い出せる大事な時間ですよね
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おしりのごはん
雨だとただただブルーになる自分を反省しましたw
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のいのい
素敵な空間ですね✨ 人と自然とが一体化して素晴らしいと感じました🍁 ため息ついちゃいました笑