夜景とピッツァ研究 創造の森キャンプ場
涼しくなって、キャンプにはいい時期。
夏は好きだけど、シチュエーションとしては寒い時期に暖かくしている方が幸せを感じるタチです。
今月は群馬県の北群馬郡、榛東(しんとう)村へ。
DayOutの投稿を見て行きたくなったキャンプ場に行ってきました。
今回お世話になったのは、創造の森キャンプ場という榛東村役場が管理運営する村営のキャンプ場です。
こちらのキャンプ場、予約は役場で書類にて申請、という何ともお役所感満載な予約方法をとっていて、何か行く前からすでに穴場感がすごい(笑)
2、3週間前から郵送にて書類をやりとりして申請し、申請済印を押された書類を持って現地に入ったのは10月13〜14日。
天気は何とか持ちそう。
芝生が気持ちいいこじんまりとしたキャンプ場です。
関越道の渋川伊香保インターから山の方へ車で20〜30分走り、山の中腹あたりに位置していて、インターからの道にスーパーもコンビニも割とあります。
ご飯屋さんも結構あって、いろいろと困らない所です。
が、キャンプ場自体はナビに出てこなくて、山を上がって行くとき少々ドキドキしました。
サイトはフリーサイトのみ。
受付で管理人さんに書類を見せチェックイン。
9時から入れます。早い者勝ちです。好みの感じです。
車の乗り入れは出来ないので、リヤカー(貸し出しあり)で運搬。写真の持参したワゴンも使い、3回で完了しました。
前回欠席だったうちのインドア派奥さんと下の娘も今回は参加。
寒いのが苦手な奥さんのために、人生二度目となるテントとタープのドッキングを果たし、フジカハイペット投入。
これで寝る時まで暖かいよ。
そして今回は、最近研究を重ねているピッツァをキャンプにて食そうとuuni3を投入。
重いし、かさばるし、運ぶ時は必ず後悔します。
今度はせめて車横付け可能なオートキャンプサイトの時に持って行こうと心に決めました。
しかしまあ、頑張って持って行ったおかげで、キャンプにおける厨房の理想に近い形になり、ちょっとニンマリ(笑)
多分この装備で結構なとこまで料理できます。
というわけで、お昼ご飯に。
最近お昼はパスタが定番になってきました。
作ったのは
カルボナーラとプッタネスカ。
夜のピッツァ用の材料を流用すると必然的にこうなりました。写真ないけど。
そしてやはり400gじゃ少なかった…。
そして合間に夜のピッツァの生地作り。
ドライイーストの予備発酵中。
今回の生地は、後輩のナポリピッツァ屋の店長からもらった粉で作ります。
普段は前日に自宅で作った生地を冷凍して持って行き、自然解凍して夕飯で食べているんですが、時間配分が難しくて、イマイチな時も。
なので今回は当日の昼にキャンプサイトにて作ろうと。
〈自分への備忘録〉
小麦粉 カプートセッコロッソ 500g
水 300cc
ドライイースト 4g
塩13g
ちなみに普段より若干イースト少なめ。水の温度低め。
ここからコネコネしまくりました。
一段落したら、近くの公園へ遊びに。
山を下った所に、いい具合の大きさの公園があります。
小さい子供を目の届く範囲で遊ばせるにはちょうど良い公園でした。
隣にコンビニもあるし、何かと便利ね。
ひとしきり遊んだらサイトへ。
夕方になるとやっぱりひんやりしてきますね。
このキャンプ場は薪が使いたい放題なので、早速火遊び。
やっぱり焚き火はてき面に暖かい。
子供達も焚き火は好きみたい。
良いことだ。目が離せないけど。
夕飯にはまだ早いから子供達の焚き火を見ながらビール。
今日はやっと飲めた感じ。
我慢してた分旨いす。
そんな風にウダウダしてるとあっという間に真っ暗。
夜景も少しずつ灯ってきたなと思ったそばから、すげー綺麗になりました。
携帯のカメラじゃ撮りきれないけど実際は5倍くらい綺麗です。
さて、そろそろ夕飯にしましょうか。
キッチンの用意も万端
ピッツァの生地もいいよ、いい。
14時にコネ終わって、18時に焼いたから、発酵は4時間。
外に置いておいたけど、まあまあ涼しかったから、それも考慮して、夏場なら3時間か、もっと少なくてもいいかも。
いやー、テンション上がるなぁ
がしかし、はやる気持ちを抑えてまずは子供のためにウィンナーと卵のオーブン焼きとバケット。
こういう料理を簡単に作れるのがuuni3の良いところ。
スキレットもそのまま突っ込んで料理できて、何かワイルドで楽しい。
大人のつまみも。
マッシュルーム、オリーブ、トマト、アンチョビ入りのアヒージョ。
もうバレてると思いますが、ある材料の使い回し。でも旨いからいいでしょう。何気に子供達も好きだし。
この時期は暗くなるのが早いから、必然的に夕飯も早く食べ始める事が多くなります。
この日もゆったりまったりできるくらいに早めの開始。
フジカでポカポカ。ビールとつまみで良い気分。
そんなこんなで、ボチボチいきますかってな具合にピッツァへシフト。
uuni3に追ペレットをぶち込み、ガンガン温度を上げる。
求めているのはこいつにできるMAXの温度。
まあ、すぐに用意万端バッチコイ状態まで持ち上がります。さすが。
そんなuuni3と街の灯り。
良いよね。
んでもって、まずはマルゲリータ。
今日の生地は本当に最高でした。
生地が上手くいくと、伸ばしやすいし、焼いた時のパリフワ感が半端ない。
ピッツァ プッタネスカ
アンチョビ、オリーブ、ケッパー、にんにくの大人の味ピッツァ。旨い。
この辺から赤ワインに切り替えて。
そして、ゴルゴンゾーラのピッツァ
蜂蜜を好きなだけかけて。
やっぱりここまででお腹が限界。
結局いつもとほぼ同じピッツァになってしまった。
でも今回は美味かったなぁ。
次回からも生地は現地で作った方がいいな。
ちなみにご飯が始まった瞬間に何故か寝に入ってしまった長男が後にピッツァを一枚食べて、合計4枚。
一枚分生地が余っちゃった。
お隣のサイトに突撃デリバリーしようかと思ったけど、小心者の私は、ご迷惑だったら嫌だなと思い、行けませんでした。
夕食後は家族で焚き火を囲んで団欒。と見せかけて実は子供達はiPadでドラえもんの映画見てます。
今回は夕飯後に珍しくゆっくりする時間が持てました。
焚き火しながらだと普段しないような話もしてしまうから不思議。
お酒飲みながら、話しながら、ゆるやかに夜は更けていきます。
火が消えるのを待って寝に入ったのは22時半くらいだったかな。
翌朝、ちょっと遅めの5時40分起床。
朝の景色も気持ちがいい。
毎度の事ですが、寝静まった朝のキャンプ場は好きです。
まだ起きてる人もいないので、周りの人のサイトをチラチラ見ながら散歩。
朝はやっぱり肌寒いのでサイトに戻り朝焚きと朝コーヒー。
いつもは最後まで寝ている息子が二番目に起き出すミラクル。一緒に焚き火を楽しめたのはいいんですが、次に起きた娘と共に火の周りをチョロチョロするんで、目を離せず、朝ご飯の準備ができない…。
奥さん、早く起きてください。
程なく奥さんも起き、起き抜けに火の番を丸投げし、朝ごはん。
昨日食べなかったソーセージと、ハムチーズのホットサンド。
本当は目玉焼きもあったんだけど、焼いた直後の全部乗った皿を丸ごとひっくり返しました。
朝からガッツリヘコみました。
朝ごはん食べた後は、ゆっくり撤収。
終わったら場内にある散策路を散歩。景色の良い高台になってますが、なかなかワイルドな山登りで小さい子供には大変だったらしく、後半は抱っこという過酷な散歩となりました。
キャンプ場から出たらちょうど昼時。
渋川伊香保インター近くのラーメン屋さんへ。
特に可もなく不可もなく。
今回は7月以来の家族キャンプで、夜景とピッツァが堪能できたのでとても満足でした。
気になるインドア派奥さんの感想は
『夜景、綺麗だったね。今年はこれで最後でいいかな。』
……、
まだまだ道のりは長いようです(笑)
次回は息子と父子キャンプか、ソロデビューか、はたまた来年の春か?
頑張って計画することにします。