タープ泊 〜雨時々猫〜 後編

【これまでのあらすじ】

ついに悲願の6連休を獲得したいきいき鳥飼っ子。汗水流しコツコツ貯めたお賃金でキャンプギアを揃え、ついにそのギア達のデビュー戦を迎える！

人口の3%が殺し屋、住民は無課金初期装備ですら火炎瓶を携えるという修羅の國福岡。ここで生き抜く為には古くよりこの地に伝わる米菓を食べねばならない！ついにその米菓会社本社直営店を訪れたいきいきはその宝菓を体内に取り込む。かくして準備は整った！キャンプ地に戻り設営をおえたいきいきは夕飯の支度を始める！

今回は炊飯に挑戦しました(^^)

いきなり炊くよりも水に数時間つけてた方がいいみたいなので、入れてしばらくまったりタイムです。

もち吉のお徳用割れ煎ミックスを食べながら読書...

なんだこいつ、太宰なんぞ読むのか格好つけの生意気小僧め！そう思った方もいるかもしれませんが、これ、今でいうTwitterみたいなものなんです。太宰治のメモみたいな散文とかが色々のってるんです。下にその一つを貼っておきますね(^^)気になる方はぜひ、しゃらくせえという方は飛ばしてどうぞっ

さて、日が傾いてきて気付けば米を水につけて1時間半という時、ジーザス！雨が降ってきやがった！そそくさとタープ内に退避。ここでびっくり、道具をタープ 内に入れても意外とゆとりのあること！ほんとこのタープ2800円は優秀◎
ポールはモンベルで高さ165cmです。

したらば晩飯づくり再開、いなば缶でガパオライス、以前投稿したじゃがりこマッシュポテトをつくります。ハラヘッタ。

なんとも映えない男飯が誕生しましたが、美味しくいただきました。

食べ終わると辺りはすっかり暗くなっていたので椅子に座ってぬぼーっと過ごします。ぬぼー

ラジオを持ってきて正解でした。北海道で被災された方からのメッセージとそれを読んで励ますパーソナリティにこちらも胸がホクホクとしてきます。

睡魔と戦いながら、もち吉の煎餅とコーヒーでお茶をしていたところ...

ーーーーーザザッ！！ーーーーーー

もち吉の煎餅を食べて戦闘能力を飛躍的に高めた私が、何者かが草を素早くかき分ける音を聞き逃すはずがありません。

ここは修羅の國福岡、夜の野営地。忍び来るのが人であればそれは間違いなく血に飢えた強面の巨漢。タープ内に緊張が走りますーーーーーーーーーーーその時！

！！！！

ええい！煎餅だ！煎餅を撒けえぃ！！

なんということでしょう(劇的前後ボイス)

鋭い眼光の持ち主は、めんこいめんこい野良猫ちゃんだったではありませんか。

さらにもう一匹、思わぬ来客にほっこりしたソロキャンプの夜なのでした。

そんなこんなで気付けば眠っていたようです。

ーーーーーそして夜は明ける！

新しい朝が来た！希望の朝だ！

そんなことはどうでもいいから朝飯だ！

すだち冷麦と具沢山のフリーズドライ味噌汁。めっちゃ美味しかった。この味噌汁、鮭・きのこ・野菜の食感までもが戻ってて、すごく美味しかった、おすすめ。

片付け・撤収、市役所が開庁時間になったのでチェックアウト。

さァ皆様、お別れの時間が近づいて参りましたヨ。ハンケチのお準備を。

さらば〜直方〜力士の横乳〜

博多に戻って参りました。そこから地下鉄に乗り帰宅。さあ最後のお楽しみ！

旅の疲れは湯で流す！
麗しのスーパー銭湯へまっすぐ向かい、心身ともにリフレッシュしたいきいきなのであった。

おしまい。

ここまで読んでくださった方がもしいましたら、感謝感激雨霰。しかし貴重な時間をこんな投稿を読むのに費やしてしまったことを後悔するでしょう。ごめんあそばせ。

しかし文面からお分りいただけたよう、私とても楽しんで参りました。しばらくキャンプに行く予定が無いこと、そしてやはり自分の道具での初キャンプということで、大変舞い上がっております。

それでは(^^)/
これからの涼しい気候とともに、皆様に素敵な野外生活があらんことを。bye