幕体乾燥初号機

真冬のキャンプを楽しんでいる皆さん。こんにちわ。いきなり汚い画像をお見せして申し訳ない次第だが、画期的なギアを開発したのでお知らせしたい。冬のキャンプは楽しいですよね。空気も澄んで気持ち良い。騒ぐ輩も少なく静かで心地も良い。一度経験するとハマってしまう冬キャンプである。しかし１つだけ難点がある。それは幕の乾燥ではあるまいか。凍った幕を完全に乾燥させて撤収するのはなかなか難しい。大きな邸宅に住む方は乾燥させる場所に困ることがないだろうが、オイラのように狭いせまーい賃貸住宅に住むような輩には大型幕を乾燥させるのは大変だ。これまでは風呂場に干したり、部屋の片隅で干したりしていたが、やはり幕に付いた芝の破片が散らばったり、泥が付いたりとその後の部屋の掃除がめちゃめちゃ大変だ。いっそ冬キャンプなんかやめてしまおうかと発作を起こす毎日である。オマエみたいに暇だからって毎週行ってるんだから干さなくてもいいんじゃねと思う方もいるであろう。しかし、急な用事が入ってキャンプに行くことが出来なくなってしまい、愛しい幕がカビカビになってしまったら。また事故などで急遽入院することになったらと想像すると、見舞いに来た嫁がゴミ袋に入った幕など必ず捨ててしまう。いろいろなことを想定するとやはり干さないという選択肢はない。ちなみにウチの嫁はオイラのものに関しては断捨離マニアだ。オイラは転勤族であるが、転勤で引越す度に荷物の３分の1くらい捨てられる。引越した単身赴任先でまたコツコツと買い戻しているオイラではあるが、今回はスペースがあるから物が増えるんだと物が置けない狭い部屋に住むことを強いられた。そんな狭い部屋で大型幕を毎週干すのは気が滅入る。そこで構想2日作成1時間かけてこの壮大なシステムを完成させたのだ。
さて材料は以下の通り
大型ゴミ箱
布団乾燥機
ドリル
ジグソー
以上だ。ちなみにドリルとジグソーはゴミ箱に穴を開けるためのもので、俺はカッターで穴開けるよという方には必要無い。プラスチックのゴミ箱であれば熱するとカッターでも穴を開けられるらしい。オイラはボッシュの工具が前から欲しくて欲しくてたまらないところがあり、ここぞとばかりに購入したのであるが。

性能はどうなのかよくわからない。実際日曜大工なんてほとんどしたことのないオイラであるが、憧れはある。使わないけど欲しい‼︎とくにボッシュはこの緑のケースに入っている姿がカッコ良い。本宅の方には昔買ったRYOBIの工具が置いてあるが、ボッシュの方が見た目カッコ良いので、嫁のいぬ間にamazonさんにお願いした次第だ。こんな無駄な買い物をするから嫁の断捨離地獄に悩まされるのだが。実際、材料費はこの工具代がほとんどだ。グワし🤘

作り方は至って簡単。ゴミ箱の下の方に穴を開ける。高い金を払った割には綺麗な穴は開かなかった。

そしてその穴に布団乾燥機をガシっと突っ込むだけだ。下から熱風を送り、水分をゴミ箱の上から逃がしてやる仕組みだ。写真に撮るのが面倒で写真は無いがゴミ箱の下に水抜き用の穴がある。布団乾燥機で飛ばしきれない水はゴミ箱の底から排出される仕組みだ。とりあえず１２０分50度で試してみた。触った感じ無事乾燥したようである。あとは今週末幕体が熱で溶けていないか確認するのみである。しかしこの初号機失敗である。90リットルのゴミ箱を購入し作成したのだが、最初の写真にある通り、パビリオンなどの大型幕には小さい。はみ出てしまう。この記事を見て真似をしようと思う方はいないとは思うが、もし真似しようと思うならば120リットル以上のゴミ箱が良いと思う。その方がゴミ箱の中に隙間が生まれ、幕をかき混ぜることで隅々まで乾燥させることができるはずだ。
まぁなんにせよ、幕の乾燥で悩まされることは無くなった。ゴミ袋に詰めて持ち帰り、自宅でゴミ箱に移し替えるだけだ。これで心置き無く毎週冬キャンプに行けるようになったのである。
グワし🤟