権現岳(八ヶ岳)テント泊
多くの Day Outerを悩まさせた魔の10月。雪山の装備とスキルはないため雪の降る前に山へ行こうと思っていましたが、毎週のように週末は雨となり、ギリギリ10月最後の週末に八ヶ岳遠征へ行ってきました。
タグは行者小屋となっていますが、実際の宿泊地は青年小屋という山小屋のテント場です。
日曜は台風接近の予報でしたが、金土は快晴とのことだったので、金曜朝に八ヶ岳
向けて出発。山梨県側、小渕沢にある観音平という駐車場からスタート。平日なのに第1駐車場は埋まっていました。6時くらいに自宅出たけれども渋滞にはまり、観音平スタートは11時になってしまいました。急いでいたので写真無し。
天気は快晴ですが、気温が高くもなく低くもなく爽やかな森林地帯を抜け、標高2000mあたりで編笠山と青年小屋への巻き道分岐となります。本来は2泊3日で赤岳まで遠征するつもりでしたが、土曜午後と日曜は激しい雨らしいので、初日に権現岳を目指して青年小屋へ引き返すプランに急遽変更。快晴のうちに権現岳のピークを踏みたいので編笠山は後回しにし、巻き道で青年小屋へ向かいます。
青年小屋へ14時ごろ到着。権現岳まで往復すると日没ギリギリになってしまうのでおにぎりを食べ即出発。見た目はこわい急斜面と岩場ですが、距離は短いのでそれほど大変ではありませんでした。ただし雨や雪だと滑って危険だと思います。
権現岳直下に建つ権現岳山荘。かなり傾いています。
青年小屋から1時間で権現岳山頂到達。この山頂は登山道に突き出た岩の塊といった風情であまり山頂というかんじがしません。
山頂の少し手前の尾根は眺望抜群。2ー3人の登山者とすれ違った以外誰も来ないのでここでしばらくのんびりしていました。赤岳を間近で見ると険しいです。余談ですが、山頂は携帯の電波が良いです笑
いちおう今回の目的は達成したのでこれまたのんびり青年小屋へ戻りました。青年小屋でテントを張ります。テント泊600円でした。かなり大きい小屋で、小屋泊まりの人達が食べている定食は美味しそうでした。バイオトイレ、水場、酒販売と完備です。なんだかんだ疲れていたのでカップラーメンのみ食べてビールを飲んで早々に寝ました。気温は2〜3度でしたが、重たいモンベルバロウバッグ#2を持ってきたおかげで熟睡しました。
本当に雨が降るのか疑ってましたが翌日は早朝からどんより曇りとなりました。撤収後に初日やり残した編笠山山頂へ。
編笠山山頂に9時ごろ到着しましたが、かなり強い雨が降ってきました。朝食のパスタを温めて食べていましたが、強風であっという間に冷める!雲は薄かったのですが、午後にはさらに雨足が強くなる予定だったので急ぎ下山しました。(写真無し)
この山行の数日前に初雪が降り、ところどころ薄く残っていましたが、凍結まではしていなかったのが幸いでした。来年は八ヶ岳長期縦走をしてみたいものです。
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nontan
もう山は冬の装いですね🍂寒そう… 雨の下山が何事もなかったようで安心しました。 山は温度や天気が平地と違うのでいつもハラハラしてしまいます💦