坊ガツル ソロテント泊

”岳”と”滝を見に行く”を見てたらどうしても山歩きがしたくなって、一人で行って来ました。

行き先は天国、坊ガツル。
今回は長者原＊雨ヶ池ルート、パンパンのザックをかついでタデ湿原からスタート

こんな感じの森の中を一時間くらい登り続ける。雰囲気はまじもののけ姫

登りきったところに雨ヶ池と言われる湿原がある。雨の後はここが池になるそうで、前日雨が降ったから期待してたがノーマル雨ヶ池でした。

雨ヶ池から更に一時間くらい降ると坊ガツルが見えて来る。
ススキが一面に広がっていて綺麗だった。

三途の川(玖珠川源流？)を渡り天国に到着

ススキを抜ける風の音に癒される。
ライ麦畑でつかまえての主人公が夢を語るシーンを思い出した。
僕も彼と同じでここから飛び出してくる子供が崖に落ちないように捕まえる仕事がしたいと思った。

到着したら適当に設営したあとスリッパに履き替えて法華院温泉を目指す。

初めて来た時は意味がわからなかったがこんな山奥に温泉がある、そして生ビールも売っている。

さっと風呂で汗を流して生ビールを注文した、キンキンに冷えてやがる。しかもジョッキがマムート

一瞬で飲み干してしまった、今まで飲んだビールの中で一番美味かった。

法華院の自販機で買った酒を坊ガツルに持ち帰り、陽を浴びながら読書をする。

そしてちゃんとdayoutも連れて来た。

陽が落ち辺りが暗くなったのでテントの中で読書の続きをしているといつの間にか寝落ちていた、そこから10時間爆睡。
眠りすぎたせいで目が覚めた時、家にいると勘違いしてかなり焦った。

朝霧が掛かる山々、湯を沸かしコーヒーを入れる。

朝は冷え込み息が白い。

コーヒーの温もりが染み渡る、キャンプ場で飲むモーニングコーヒーは何故こんなに美味しいのか。

始まったばかりの紅葉を眺めながらゆっくりと下山した。

最高に贅沢な時間だった。

また来たい、出来れば次は仲間と一緒に。

お決まりのシメのラーメン