オーシャンビューと台風

3家族で前々から予定していたキャンプ。
すごく楽しみにしていたのに台風直撃!

雨のキャンプは大嫌い。
雨の時はいつも前日に中止。

だからキャンセル料が発生する民営のキャンプ場は予約しない。いつも当日予約かキャンセル料のかからない公営のキャンプ場へ。

と言うよりも小さい子供がいるファミリーキャンプの場合、子供の体調でドタキャンがあるから、そういったキャンプ場に参加する資格がないだけ。経済的にも...

今回雨はもちろん、台風直撃とあって泣く泣くキャンセル。

「前日の夜集合して、焚火して飲んで、台風来たら車で寝ればいけるんじゃね？オートサイトにすれば子どもの様子も近くで見れるし」

・・・採用。

キャンセルの直後に、オートサイトのあるキャンプ場予約して、1時間後に出発。

17時到着。
初めて来た海が見えるキャンプ場。
オーシャンビューの素晴らしいサイト！！

さすがに今日はガラガラの予想だったが、茨城県大洗町は台風の進路から遠いこともあってか、約4割ほどのサイトが埋まっていた。
でも周囲30メートルは誰もいなくて快適。

ミニバンの後部座席を倒して、コールマン クイーンエアベッドを設置。
ふわふわ感があまり好きじゃないエアベットだが、シートの凹凸や隙間をふさいで完全なフルフラット。横幅もぎゅうぎゅうで隙間なし。まさに車中泊のためにあるような逸品。
これは快適すぎる！！

タープを張って、椅子を出して、調理の準備をすると、あっという間に日没。雨の中の撤収は面倒だし、緊急避難もできないので、今回は最低限の装備で何とかする。メインテーブルもランタンスタンドもなし。

その頃2家族が合流。

夜は焚き火でゆったりまったりの〜んびり。
雨風も恐れていたほどの事はなく、楽しすぎて明け方3時まで飲みまくった。
やっぱり強行してよかったー！

翌朝は9時まで寝過ごし、雨の中で朝食の準備をしているともうチェックアウトの時間。片付けるのも面倒だし、天気も全然余裕だったから延泊しよ。

・・・しかしこれが全ての間違いだった。

車で25分のお風呂へ。気分もスッキリし、インスタ風フレームで貞子を演じる自由な次女コンビ。

能天気な我々もキャンプ場に着くと、その異変に気付いた。

キャンプ場のサイトは9割が空いていた...。

残ったのは台風に備える強者達と高規格のテント。

タープを張っている人は皆無。その下で焚き火を強行しているアホはウチらだけ。とりあえず持って来た耐水圧1200のおふざけワンタッチテントは間違っても出せない。

横から吹き込む雨風に対し、外に出て必死にタープを上げたり、向きを変えたり。風向きにより一瞬で屋根に溜まる雨水。またタープの裾を上げたり、落としたり。

100円均一で買ったポンチョは防御力2

もしも強者たちが右往左往する我々を見たら、きっと良い余興になっただろう。遠くて見えなかったであろうことが残念でならない。

さて、寝る前にタープは目一杯下げるか、撤収か。
椅子や他の装備はどうする。

なんかもう二日酔いだし、眠いし面倒になり、放置して車中泊。

翌朝6時快晴！
爽やかな日の出と波の音。スラックラインに夢中な子どもたち。

反対側は倒壊したタープと泥まみれの椅子と散乱した調理道具。できるだけ見ないようにしていたので、被害状況の写真もなし。

でも30度を超える気温と強風のおかげで、濡れたものはあっという間に乾いた。

幸いにもタープやキャンプ道具や車に損害はなかった。

最終日は公園と子ども科学館と海へ

サンビーチ波情報
初日はサイズは小さいが形がいい。
2日目は真っ白でゴショゴショ、サーファー皆無。
最終日は台風一過でオーバーヘッド。
俺の腕では沖に出ることさえ怪しい。

もう帰るだけだから、服のまま飛び込んでいいぞ〜