鹿ベンチ、引退しても役に立つ

鹿ベンチでも、私の云う鹿ベンチは背もたれの無い緑色のフォールディングベンチです。

個人的には少しだけキャプテンスタッグに妙な思い入れがありまして…それについてはまた書きたいと思います（この界隈じゃ需要ないか笑）。

さてその鹿ベンチ、座面の布地も破れ使い道もなく、物置に放置されていたのですが、ただ捨てるのも何だか惜しい。

どうにか使い道はないものかと思っていたところ、この手のベンチを再生している方の投稿を見つけ、非常に印象が良かったので真似させて貰った次第です。

まずは天板から。
近所のホームセンターで見つけた檜材をカットしてもらい、タイトボンドで繋ぎ合わせます。その後ブライワックスで仕上げて行きます。

普通に手頃なホワイトウッドでも良かったのですが、木目が好みだったのと、何となく材がしっかりしているように思ったので檜材にしました。

やや重くて価格も高いですけど。

脚を取り付ける金具は、当然自作する必要があります。
私は木工に関しては素人なのですが、鉄工作業は仕事柄馴染みがあるのと、会社の設備を使えるのが幸いでした。

高さをヘリノックスチェアに合うように金具の造りを調節します。

余談ですが、ソロのコクピットスタイルだとタクティカルチェアは少々使い勝手が良くないですよね。
スウィベルチェア欲しいなぁ…

分解したベンチの脚と金具を塗装します。
無難に黒ですかねやっぱり。

塗装が終われば後はチャッチャと取り付け、組立てれば完成です。

どうでしょう？まぁまぁ見れる感じにはなったかな…

密かにガソリン系に心が戻りつつある今日この頃、すっかり錆びてしまった413Hを乗せてみましたが、このテーブルとの相性も悪くなさそうです。

ファミキャン時代に長らく頑張ってくれた鹿ベンチ。形を変え、またしばらくお世話になります。