立山 Hike & Camp

雷鳥沢キャンプ場をベースキャンプに、立山連峰を縦走Hikeしてきました。有給を合わせて週末の三連休。初日と3日目は移動日に充ててのんびりと過ごせるプラン。

6:16東京始発の北陸新幹線で富山へ。

8:26富山駅
電鉄富山駅で立山黒部アルペンルートの当日チケットを購入。

週末ともあって賑やか。
電鉄富山から立山までは特急電車。
立山から美女平までケーブルカー、そして美女平から室堂まではバスと、幾つもの乗り物を乗り継いでいく。

室堂で湧水をゲット。
そして、そびえ立つ立山ともご対面。

11:27室堂からハイクスタート。整備された石畳を歩く。

信じられないほど青い、みくりが池に感動。

火山ガスが立ち込める地獄谷。
風向き次第では鼻と喉にツンとする硫黄臭。
現在は立ち入ることができず、閻魔台からの一望。
温泉が楽しみ。

雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。

残雪があり慎重に歩く。

12:17雷鳥沢キャンプ場到着。

テントを設営し、管理棟で2泊分の料金を払う。
予約不要、一泊1000円。

今日はここでのんびりと過ごす。
軽く食事を摂り、昼寝。

夕刻前に温泉と売店のある雷鳥沢ヒュッテへ。

雪冷たいけどワラーチで出陣。

雷鳥沢ヒュッテ。
売店とカフェ、温泉のある山小屋。日帰り入浴1000円。
お風呂は2箇所。洗い場のある内湯と、外の小屋は源泉かけ流しとのことで、源泉の方へ。

丸見えなんじゃないかというくらい開放的なお風呂の開口から山々の絶景を眺めながら入る、コンクリートのような濁りのある源泉かけ流しの温泉が最高。たまたま貸切状態でついつい長風呂。

温泉と風呂上がりの一杯で長距離移動の疲れが飛ぶ。
ああ、立山にいるんだなあとしみじみ。

日も傾き、それぞれのテントサイトから夕食を楽しむ音が聞こえだす。

フリーズドライやレトルトしか持ってこなかったが、こだわった調理をするキャンパーも多く、もう少し工夫してもよかったなあと思いつつ、それでも山々に囲まれた景色が最高のご飯のお供になった。

妻が持たせてくれた粋なおつまみが嬉しい。

夜は苦手なカメラ。テントを撮ったのだが。
20:00に就寝。

翌朝は4:30起床。
5:30にキャンプ場を出発。
最初の心許ない橋が今回いちばんのスリルだった。

これから登る立山を横目に真砂岳方面へ。
標高2300mから3000mまで急登が始まる。

日が昇る前は涼しく、清々しく快適。
行程も余裕があるのでペースを落とし目に楽しみながら登れた。

7:28富士ノ折立
富士ノ折立まではキャンプ場からちょうど2時間。
大汝山、雄山の縦走区間はアップダウンもそこまで多くなく絶景を楽しめた。日本唯一の氷河も。

雷鳥沢や地獄谷が一望できる。
あそこから登ってきたんだなあ。

反対側には黒部湖が。

切り立った岩山が圧巻。

雄山の頂上、雄山神社が見えてきた。

8:18雄山登頂。

雄山からは一気に300m下る、一の越へのトレイルへ。
上がってくる方も大変そう。

一の越から室堂へは下らず、浄土山方面へ。
そして次の頂、龍王岳が見える。

振り返ると雄山と一の越の山小屋が。

9:48龍王岳登頂。

龍王岳から浄土山。

山頂には日露戦争の慰霊碑

ハイクも終盤。室堂を目指して下山。

雪渓は基本そのまま歩いていたけれど、勾配のあるところもあり、お守りで持ち続けて使ったことのなかったチェーンスパイクデビュー。

つけてるとつけてないのだと全然安定感が違う。

登ってきた立山連峰を眺めながらキャンプ場を目指す。

時刻はちょうどお昼時。途中のみくりが池温泉で、温泉とご飯で満たした。

13:28キャンプ場に無事帰還。
撤収して東京に戻ることもできる時間だけど、もう一泊の贅沢な時間。
キャンプから登山に幅を広げた私にとっては、登頂よりも、自然の中でのんびり過ごすことのほうが目的だったりするのかも。

登った時は雲一つなかった立山連峰に雲がかかっている。
山の天気は運任せ。

明日は平日なのでテントも少なめのテントサイト。

残雪でキンキンに冷やしたビールをいただく。

お湯を入れたフリーズドライご飯と、常温のカレーをフロシキコジーに入れて温める。
のんびりビールを飲んでいて、30分後に開封してみたが熱々だった。

テントの前でゴロゴロしながら過ごし、日が落ちてしばらく星を眺めてからテントの中に入り就寝。

翌朝8:00室堂発のバスで帰路に着き、立山連峰ハイクを締め括った。