そろそろソロキャンプしよ
実はテント泊を始めたのは家族ができてからの事なので、ソロキャンは今回が初めてです。そろそろソロキャンしたいなぁと思いながら暗くした部屋でランタンを灯しながら、YouTubeでソロ動画やブッシュクラフト動画を見ながらやり過ごしていました。そんななか仕事で予期せぬ収入があったりして、ソロ装備色々買っちゃいました。物欲エクスプロージュンです。
場所はなっぷで検索して久々思い出したここ、清和県民の森オートキャンプ場です。オートキャンプ場だけど一般サイトを予約、なんと大型サイトで¥900という安さ。やっすーいやっすーい。先週行ったRECAMP館山がダメ人間2人と駄犬1匹で¥10500だったので余計に安く感じられます。
ここは自宅から1時間かからない場所だということもあり、設営完了後にニックを連れてきたガメコンと合流して、県民の森を散歩しました。キャンプ場とロッジ村の間にはあまり高低差こそ無いものの、水遊び出来るような滝があって、夏場に遊びに来た事もあったりします。散歩の後に彼らを見送ると、さあ、孤独を楽しむ時間です。
ソロなのでゆったりと時間を過ごせるので、久々に点火の儀式を行ないました。スターターは愛用ナイフのフォールディングセルカーク の付属品で、ストライカーはダマスカス鋼のネックタグです。コメリの広葉樹薪が麻紐で束ねてあったので、それを立てたナイフを擦り付け解したものに火を打てば、簡単に着火出来ました。麻紐もちょっとチートアイテムかも。
キャンプ用に揃えたママごと道具みたいなコーヒーセット、特に小さなドリップポットで湯を回し入れ、丁寧にコーヒーを落とす楽しみ。
ここのオートサイトは道路に面した場所にあり、少し残念なロケーションだけれど、一般サイトは切り立った崖の上部にあり、なかなかの居心地です。昭和の規格のキャンプ場なので、大型サイトといってもそれほど広くはないです。だけど小型サイトの方なんてなんと¥600です。やっすーいやっすーい。
夕食はレモンサワーと庶民の味方アルパカの白ワインでホルモンを焼いたりカレー鍋を作ったりしたけどどちらもビミョーだった。強いて言えば買い出しで衝動買いしたモンブランチョコがいちばん美味しかった。その後は焚き火の火を薪ストーブへ移して、骨伝導イヤホンで音楽を聴きながら火を眺めた。キャンプだとオールディーズが聴きたくなるので、ビーチボーイズとかトッドラングレンとかを聴いていた。
朝食は張り切ってホットサンドを作った。昨今の小麦高騰で3枚入りとかが普通に買えるのはまぁ無駄が無くてソロ向き。ソロなのでベーコンひとパック投入。ケチャップとマヨのオーロラソースと粒マスタードで味つけ。
翌朝はというか今朝か?は山間部という事もあり霜が降りていた。薪ストに着火剤で火を入れるとソロテントはあっというまにヌクヌクなる。うっかりすると20℃近くなったりする。薪スト恐るべし。
今回は初のソロキャンでしたが、ここ、清和県民の森は穴場なので今後も使ってゆきたい。サイトの足場が山砂と川砂を混ぜ合わせたようなもので、設営こそしやすいけど、装備に砂が残るってのがトレードオフなのか、って感じだけれど、冬場なら数日前に予約が取れ、しかも破格。今回はお隣さんがイビキをかくために生まれてきたみたいな人だったので、次回はもっと良いはず。