2024

ディープ八ヶ岳「天狗岳〜本沢温泉」

その他

かれこれ9月末の苦い登山の話し

白駒池〜天狗岳〜本沢温泉　1泊2日のテン泊
隊長含む4人で行くことに。
5回目の登山にして、テン泊を楽しむ登山だと
意気込んでいました。
まさか、こんな結末になるとは…

隊長からのアドバイス！w

重量は頑張って18キロ以内に収めましょう。
ゆくゆくは20kは担げたほうが良いですが、タイトにまとめるのも技術です。

ちなみに今時期の山は普段の生活圏で言えば12月頃と同じくらいです。
雨風があれば体感は間違いなく零下だと思って下さい。
下手すると雪が降ってもおかしくはないのでそのつもりでw

⚫︎カットしてはいけないもの
・肌に近いアンダーウェア系の着替え
・ファーストエイドキット
・食料
・予備の水
・レインウェア
など

がんばって準備してね👍

…だって。マジであれこれ悩んで詰めては測る。
抜く物は抜く。やはりこれは入れとく。の繰り返し

クレッタルムーセン・イマー75Lのザックに
最小限の荷物を入れて、最終的に水を足した
ザックの重量が18Kちょい💧
いざ、背負ってみる、人生で初めて背負った重さ。
だ、大丈夫か　俺…

夜、出発　上信越道(横川SA)で待ち合わせ
日付けが変わった時刻に到着。
起床04:00 すぐに寝れる訳なく
寝れたのか分からない状態で起床。
準備をして、いざ！それぞれ個性がでてて面白い！

隊長を先頭にこれから過酷な登山に足を踏み入れる

この時は、まだ余裕がある

幻想的、もののけの森を歩き白駒池を通って行く

ちなみに、もののけの森とは　こんな感じ

苔が美しすぎる

妖精が遊んでいそうな

ずっとここに居たいと思ってしまう、、。

「にゅう」を目指し急登に入って行きます

いつもの登山と全く違う！
やばいの気持ちが焦りに変わった
遅れをとる
呼吸が落ち着かない　焦る　重過ぎる　焦る
腰に荷物が食い込んで痛みもでてきた

まだちょっとしか歩ってないのに
心の病とはこのことか！？　気持ち負けした

この事を思い出すと、自分が恥ずかしく
思い出したくない感情が蘇る
けど、記録として残す　
来年こそとの想いで、記録に残す
リベンジする！！！

なんとか「にゅう」に到着💦

(ちなみに隊長から俺は顔モザイクかけなくていいとの事w)

タッチが普通のタッチ…余裕がない表情w

通過点：「黒百合ヒュッテ」に到着

ペースとしてワースト遅すぎる
自分から隊長始め皆んなに申し出る
「提案なんですが、このままのペースで天狗岳、本沢温泉に到着するのは厳しいです。」と
私は、ここでギブアップします。
(黒百合ヒュッテでテン泊し、翌日、皆さんが戻る時に合流・拾って行ってください！wと。)
その代わり、お願いがあります！
笑顔でバイバイしてください🙏

じゃないと逆に寂しくなってしまうので！笑

皆んなを説得して、ここで別れました。

👋お約束してくれて、ありがとう😭
気をつけて👍♨️

こうして、皆んなの背中を見て送りしました

こんな思いは絶対にしたくない。

もっともっと体力つけて、精神的にも強くなる！
と誓うのであった…

明日までは、1人で過ごします
黒百合の受付でテン泊料金を支払い、今夜の寝床を決めてテントを張ります🏕️

「テラノヴァ Solar Photon 2 山岳軽量テント」
片手で持てるテントです♪
ペグが刺せない事も想定し、ガイロープの延長し
加工もしました。

こんな感じに(自宅にて練習)

皆んなと別れて、寂しかったけど…

1人になれて、気が楽になりコーラーでも飲む
確か1本400円だったような？

テラノバは、人と被らないからめっちゃ好き！w

ドーム型になっています
2人用だけどソロ用ですね！

落ち着いたら、腹が減りました😅
黒百合でハンバーグカレーを食べます🍛

体や足が完全に疲れきってしまったので
百均の軽量おやじサンダルに履き替えます。
見た目、どうでもよく　普段キャンプで防寒サンダルと言えば「NANGA TAKIBI WINTER SANDALS」
登山には無縁です。だって重くて、、
車で横付けキャンプとは違う世界…
アウトドアってこんなに知らない世界だとは思わなかった。来年五十。六十までやり続けたらマジで最高だと思いませんか？もちろん還暦越えてもやり続けたいッス！

コーヒーと🚬　なんか睡魔が…

ちなみに📳電波届かなかったです…
LINEや電話、YouTube、ネット情報が見れず😱
ふて寝して、午後は寝ました💤

目が覚めると辺りは暗くなってしまい
皆んなが居ない孤独感におそわれます。
せめてLINEが繋がっていれば😭

やる事ないので、夕飯を作ることに
鍋にうどんを入れて出来上がり。
材料は最小限にカットして持ってきました。

あっという間に夜になり、孤独との戦い...

ふと上を見上げると星空が見えて、逆に寂しかった

奥の方達と実は話した。翌日日が出る前に天狗岳を
見に登ると！
アタックザック・ティヤルベ 2.0 10Lも用意してきたけど、いつもより全然、調子が上がらず…
朝になってから考えようと思った。
結局、起きたけど寝てしまった。

翌朝、仲間達が戻ってくるので早めに撤収して
いつでも行けるようにザックにまとめて待つことに

待ち合わせ時間になっても来ず💦
電波届かないので、心配になる、けど隊長がいるからひたすら待つことに。
待ち合わせ時間1時間ちょい遅れて到着した。

3人のうち、1人が足を痛めている様子だった。
聞いてみると、天狗岳の途中、18K Overのザックを背負いバランスを崩し足首を捻ってしまったと。
んっ、痛めた足でそのまま温泉地まで歩ったのか！
翌日、痛めた足で下山してきたと言うのか！
なんて言う根性のある人なんだ！！と。
自分がもし、あのまま登っていたら？
足首どころか、滑落してしまったのでは？汗
後々考えると、あの時、ギブアップして良かったと思った。危なかった💦
自分で判断することは、諦めることも登山のうちだと勉強になった。
皆んなのザックが擦れて汚れていた。本当スゲーよ