くりまん先輩　火サスキャンプ

読むとわかりますが、一部の時間帯は諸事情で写真がありませんがご承知おきください。

今回のキャンプは、えびちゃん（仮）、くりまん先輩（仮名）の３名でお送りします。

くりまん先輩です。
やはりここはくりまん先輩でしょう。

キャンプ地は道志の森なので早朝出発し、開場と共になだれ込み場所確保。

場所は、道志の森上流の橋を渡った少し先で
広くなる手前の川が見下ろせる場所です。

2メートルくらいガタガタ降りると河原が岩場になっていて（ここ大事）、川のせせらぎが心地よい。

アタクシは今回めぐたろうがキャンプお休みしたので、YOKATIPIにしました。

受付も終わらせて、えびちゃんは速攻でハイボール。アタクシはコーシー。

くりまん氏はバイクで参戦なので、道志の林道を走りたいらしくお酒は我慢してました・・・

で、早朝出発だったのもあり、えびちゃんとくりまん氏はテントで仮眠。アタクシもウトウトしてたのですが、そのままチェアに座ってまったり。

お昼過ぎに2人ともテントから出てきて、くりまん氏はバイクに乗って１人林道へ。

しばらくすると、くりまん氏が戻ってきて3人でトークしつつ、夕方になってついにくりまん氏が、我慢していた酒を取り出し、

く「あっ間違えて9%買ってきちゃった」

と、

く「これ、ヤバいんだよね・・・人をダメにするヤツ」

とか言いつつ、グビグビ。

上機嫌になったくりまん氏、あっという間に9%を飲み干し、トイレへ。

く「今日は酒がうまいね！」

と言いつつ、酎ハイがもうなかったようで
キャンプ場にある自販機から酎ハイを購入。

く「グビグビ・・・」

で、またトイレ

自販機から酎ハイ

で、またトイレ

自販機から酎ハイ

トイレ→戻ってきて酎ハイ→トイレ→酎ハイ

の繰り返し。

このループが止まらず、夕方から飲み始めてすでに７本。さらにワインやら飲んで上機嫌なくりまん先輩を見てたら・・・

ま「あ、コレヤバいやつだな・・・」

アタクシはというと、今日はとにかく焼きまくるスタイルだったので、なにかしら食べてました。

夜の９時くらいになると、今度はなぜかくりまん氏から説教をされはじめ、熱いトークが炸裂し、近隣キャンパーにも申し訳ないなと思いつつも、

トイレ行く足取りももはや志村けん状態。

ま「いよいよまずいな・・・」

こいつは早めにくりまん氏を丸めてテントに押し込まなければと思ってましたが、気がつくと爆睡。

え「くりまんさん大丈夫すか？」

ま「いや、マズイね・・・」

くりまん氏を放置しつつ、えびちゃんとしばらく喋ってましたが、夜も更けてきたのでお開きに。

え「トイレ行ってきます」

えびちゃんが戻る前に、くりまん氏を起こすかと、くりまん氏のホッペを叩いて起こしたところ

く「カッ！（目が開く）」

ま「ビクッ　　寝ますよ」

と、くりまん氏は立ち上がり自分のテントに向かうも方向が定まらず、えびちゃんの焚火台を蹴飛ばし、志村けんの酔ったモノマネのモノマネにも磨きがかかり、あっち行ったりこっち行ったり。
　
ま「もー・・・」

と、えびちゃんの蹴飛ばされた焚火台を立て直し、くりまん氏に目をやると、今度はフラフラと自身のチェアに捕まろうとチェアを掴んだところ、体勢を整えたくてもキャンプ用のチェアは軽すぎたのかイスを持ってかえってバランス崩しながら踊ってました。

さながら「志村けんの酔っ払いのポールダンサーがチェアで踊るモノマネ」

を見ているよう。　　

ま「なにやってんだか・・・」

と、えびちゃんの散らかった焚火台を片付けて、
再び目をやると・・・

さっきまでイスをつかんでモジモジ踊ってた
くりまん氏が消えている・・・

ま「あれ？消えた・・・まさか・・・」

と、崖下の川原を覗くと

岩場に転がり、目を閉じて横たわるくりまん氏の姿が！

バーバーバーン！
バーバーバーン！（火サス風に）

火サスのCM前によくある川原に横たわる
死体のようになっているではないか！

マジかと思いつつ、くりまん死、いやくりまん氏の元に降りようとするとえびちゃんが異変に気付いたようだったので

ま「くりまん氏が落ちたー」

え「えー」

2人でくりまん氏に近づき、アタクシも岩場のため、えらいことになってるのではないかと心拍数あがりまくり。

抱え上げたら血が・・・
なんてことになったらシャレにならない。

ま「くりまん殿！」

く「カッ！（２度目）」

ま「ビクッ！　寝てたんかい」

と、ホラー映画のようにアタクシの手を
ガシとつかみ起き上がる。

ま「ホッ・・・」

え「ホッ・・・」

川原からサイトにあがり、テントに押し込もうと思ったら、今度はアタクシのテント横でゲロゲロ。

ダメだこりゃと怪我がないか確認して、テント中へ。

ま「・・・寝よか・・・」

え「・・・ですね・・・」

変な所打って翌朝起きなかったらどうしようとか心配しましたが、本人どこもケガしてないというので、そのまま就寝。

翌朝はアタクシよりも早起きで、二日酔いがひどいらしくウダウダしてました。

朝といえば焚き火なので、アタクシはいつも通り焚き火をしつつ、コーシーを飲む・・・

ま「うーん・・・生きてて良かった」

くりまん氏は再び寝てしまったので、えびちゃんと朝食を食べ、起きてこないので片付け開始。

片付け終わった頃に、くりまん氏もようやくテントから出てきて、片付けつつ、昨日の出来事を振り返りつつ、反省の意を表してました。

という、なかなか大事になりえるキャンプでしたが、結果無事だったので良かったです。

皆さんも飲み過ぎには注意しましょう。

あと一つ、川原に横たわるくりまん氏、写真に撮れなかったのが残念でならない・・・
さすがに慌てたからなぁ。