熊野古道 小辺路 3DAYS

小辺路（こへち）は、熊野三山への参詣道・熊野古道のひとつ。高野山（和歌山県伊都郡高野町）と熊野本宮大社（和歌山県田辺市本宮町本宮）を結び、紀伊山地を南北に縦走する。

Wikipediaより

熊野古道 小辺路（約70km）を２泊3日で歩いてきました。

初日は女人堂から伯母子岳避難小屋まで。

1両貸切状態の始発列車に乗り、極楽橋からケーブルカーとバスを乗り継ぎスタート地点の女人堂に。
ここから小辺路の起点を目指します。

色付き始めた木々と集団登校の小学生を横目に見ながら、熊野古道 小辺路の起点に。

いきなり鹿と遭遇。
熊の目撃情報もあるので慌てて鈴をつけました。

久しぶりにトレイルミックス持ってきた。
中身は、ハニーバターピーナッツ、ワサビピーナッツ、バナナチップス、柿の種梅味、ミレーのビスケット。

橋を渡ったり、民家の間、山道、舗装道路などなどを歩くのも小辺路の面白いところ。

見晴らし良い場所を見つけたのでお昼ごはん。
後からやってきた、同じく小辺路仲間のオーストリア人の青年と軽く談笑して出発。
もちろん日本語です。

大股の集落まで降ると待望の自動販売機発見。
ここから伯母子岳のキャンプ地までの登りに備えてペプシで気合いを入れます。

萱小屋跡にある避難小屋では管理者さんがビールとジュースが売ってました。
ここで泊まりたかったけど、明日の山行を楽にするために泣く泣く先に進むことに。

なんとか暗くなる前にキャンプ地に到着。
設営を終え、フリーズドライのカツ丼作ってお疲れ生。

ソラチタのBPC＋サーモス保冷缶ホルダー＋凍らせたエナジー系ゼリーで12時間後でも冷えてました。

前日が雨だったのでハンモック泊はいつもシステムにリッジラインとギアスリングをプラスし、極力地面物を置かないスタイルで。

コーヒー飲んだ後少し散策すると、満点の星空と闇の中の雲海。
明日の朝が楽しみ。

今回取り入れてみたZEN NUTRITIONのトラとダルマ。
トラはプッシュ系でダルマはリカバリー系のサプリメントで、寝る前にダルマを飲みました。

時折吹く風が冷たく、実際の気温より寒かったです。

2日目は伯母子岳避難小屋から十津川温泉まで。

たまのチャリ通勤以外ほとんど運動しない自分が24km歩いた翌朝、ダルマ効果で疲労感全くなし。
これは効いてるかも。

カップヌードル食べて、期待通りの絶景を楽しんで出発。

朝のトレイルはめっちゃ気持ちいい。
伯母子岳登山口までは下りオンリー。

荷物を軽くするために水の量をギリギリにした為、水が完全に無くなったけど水場が豊富なのがありがたい。
また、集落にあるトイレも凄く綺麗です。
自動販売機もあったのでコーラゲット。

2日目の頑張りどころの三浦峠のでトラ。
ぐいぐい登っていけました！

標高900mでの貴重な水場「三十丁の水」はほのかに草の味。

峠の東屋でお昼ごはんは大事にとっておいたセブンのフィッシュバーガー。
やっぱりバーガーにはコーラでしょ。

行動着は、朝一以外アクティブインサレーションネイキッド系のOMMのコアフーディ1枚で快適でした。

麓まで降りたらいい物がありました。
我慢出来ずに飲みながら9km先の宿泊地を目指すことに。

最初の2〜3kmこそビールを飲みつつ町並みを楽しみながら歩いていたけど、登山靴での舗装道路はきつく後半はほとんど修行。
その道中で地元の方々が「暑いのに、頑張りや〜」って声をかけてくださったのが励みになりました。

なんとか辿り着いたのは、十津川温泉の民宿「太陽の湯」
せっかくここまで来たので、温泉と地元食材の美味しい食事を味わなそん。
これも、山々と集落を繋ぐ熊野古道の楽しみ方。

ここの温泉は、3つある男女共用の温泉に入ったら鍵をかける貸切方式なので、あまり気を使わずに温泉を堪能できました。
でもお湯がかなり熱めでのんびりは出来ませんが、、、

食事は美味しくてボリュームもあり、晩ごはんがボタン鍋に鹿肉のフライやアマゴの唐揚げ、めはり寿司や地元野菜の漬物等
朝ごはんは、鯵の塩焼きを中心にお味噌汁や煮物佃煮お漬物等に締めの卵かけご飯という、日本の朝食豪華版。

部屋からの眺めも良くて、リピ決定。

最終日は十津川温泉から熊野本宮大社 大斎原まで。

途中にある果無集落は「天空の郷」と呼ばれる小辺路のシンボル的なスポット。

峠から降り、ここからラストスパートです。
15時過ぎまでのバスに乗らないと色々とめんどくさいので焦り気味。

途中の寄り道スポットで遠くに見える大斎原。
ちなみに大斎原は「おおゆのはら」と読みます。

今回のゴール大斎原に着いたのはバスの出発時間の30分前。
当初は民宿で朝ごはん用におにぎりを用意してもらい、6:00出発で余裕の予定でしたが、食欲優先でがっつり食べての出発に変更した為出発が7:30になってしまいました。
なんとか間に合ってよかった！

てなわけで、熊野古道 小辺路編は終了。
長々とお付き合いありがとうございました。

では、また✋