「Backpack Solo Camp  | [東京] 氷川キャンプ場」の1枚目の写真
04
2022

Backpack Solo Camp

[東京] 氷川キャンプ場

#バックパックキャンプ

バックパックでソロキャンプに行ってきました。
キャンプは2年8ヶ月ぶり。

キャンプ地は、4年前に東京に越してきて最初に訪れた思い出のある、奥多摩の氷川キャンプ場。コロナ禍以降、先着順からweb予約制になっており、運良く休日に合わせて予約を取ることができた。先着の頃は満員で入れなかったことが何度かあったので、予約制は嬉しい。

当日の天候予報は晴れのち曇り。寒気が入り込み最低気温は0℃の予報。防寒対策を考えつつパッキング。

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今回はよりシンプルに、24Lのand wander sil backpackにパッキング。

いつもの相棒、30LのTrail Bum Bummerに比べてsil backpackは一回り以上小さく見え、大容量のメッシュポケットもなく、外付けなどもできないのだけれど、パッキングしてみると意外と入ってしまった印象。

コンパクトなバックパックは、電車やバスに乗った時に邪魔になりにくく、何より軽いので体の負担が少なく、どこまでもいけるような自由度を感じる。

パックウェイトは4kg弱。

・緊急時のエマージェンシーキット
・風雨を凌ぐシェルター
・温かく体を休めるための寝具
・温かい食べ物をとるためのクッカーセットと燃料
・暖をとったり調理ができる焚火台
・暗い夜道を照らすライト
・タオルや歯ブラシ、ナイフなどの小物
・嗜好品のコーヒーや備えの食料

バックパックとは別にサコッシュにスマホとカメラとバッテリー、財布を入れている。食材等はキャンプ場近くにお店がある場合は現地調達のスタイル。

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Bummer 30L〔左〕/ sil backpack 24L 〔右〕

10:00頃チェックイン。散り際の桜が美しい。

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駅から徒歩4分のキャンプ場ということもあり、ウルトラライトからウルトラヘビーまで、スタイルは違えどバックパックキャンパーを多く見かけた。

石のゴロゴロした河原を歩きながら、ロケーションの良いお気に入りのサイトを見つける自由度が、バックパックキャンプにはある。

シェルターはトレッキングポールで簡単に設営できる FreeLightのM Trail。

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寝具はエアマットと夏用シュラフ2枚、シュラフカバーをレイヤリング。

坊ガツルでの-6℃のテント泊も経験済みなので0℃も問題ないだろう。

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フラッグを掲げるのも久しぶり。

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設営を終えたら奥多摩の横丁、柳小路へ繰り出す。

訪れてみたかった奥多摩のブルワリーが営む、BEER CAFE VERTERE へ。

料理もビールもカウンターでキャッシュオンするシンプルなシステム。カウンター中央のノズルからビールが提供される。

料理に合いそうなクラフトビールのコメリナとサバドッグ、自家製コールドポークをオーダー。
ビールはもちろん、フードも絶品。ビールがすすむ。

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2杯目はテラスで味わう。ウィスキーのようなピート香と高めのアルコールがインパクトのある味わい。

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ビールを心置きなく堪能した後は、夕飯の調達へ。
一松肉店でお肉を、氷川キャンプ場の売店で、お酒と肴、薪を準備。

自然豊かながら駅からのアクセスが良く、お店も充実しているこのロケーションはバックパックキャンプをしやすい環境といって良いだろう。

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サイトに帰還、川のせせらぎに耳を傾けながらコーヒーで一服。飲む分だけ家で挽き、ペーパーフィルターに包んで持ってきた。

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マット入りのシュラフを半分に畳んだリビング。ふかふかで地面からの冷えも感じず心地よい。

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世界最軽量のチェア、チェアレスも持参。地べたに座る場合に腰の負担を軽減してくれて快適。

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フライフィシングをしているところを遠目から眺めたり、流れる時間に身を任せる。

基本的には動いていないと落ち着かないタイプではないので、なんにもしないのは得意ではあるけれど、久々のキャンプが思い出させてくれた、ここ何年も忘れかけていた時間の過ごし方でもあった。

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日も傾き、奥多摩温泉もえぎの湯へ。
キャンプサイトから歩いてすぐのところにある。

日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る天然温泉。その泉質は無色透明だがトロみがあり、体が芯から温まる。
ハイクの後だとなおさら体が喜ぶこと間違いなし。満足感のある温泉だった。

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サイトに戻り、湯冷めをする前に焚き火を始める。直火ができるキャンプ場だけど、背負ってきたピコグリルをせっかくだからと使う。

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噛むと肉汁が弾ける焼きウインナーをビールで。

ビールはカップに注ぐ派。

スノーピークの雪峰マグ。
ダブルウォールのチタン製で保冷、保温効果があり、コーヒーは冷めずに、ビールは冷たく飲むことができる。泡立ちもきめ細かくなるように感じる。

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箸はその場で自作。針葉樹の焚きつけをナイフで割って軽く削るだけ。

十徳ナイフは箸置きにもなる、という新たな機能を新発見した瞬間でもあった。

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一松さんのお肉はシンプルに塩七味で。

自宅から持参した唯一の調味料。藻塩と七味唐辛子

滲み出る肉の脂に塩が溶け込み、肉の旨味を引き出してくれた。

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網の上が賑やかになってきた。
そろそろこれの出番か。

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スモークオイスターは日本酒にもウィスキーにも合い、焚き火の良いお供になった。

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夜も更けた。焚き火を思う存分楽しむ。
寒気で冷え込んだ空気の中に、温かく手や頬を包み込んでくれる。
焚き火の香りも芳しい。

薪を焚き尽くしたら、寝袋にくるまって夢の中へ。

辺りがまだ暗い4時、パラパラとシェルターを叩く音で目が覚める。

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予報外れの雨。予報は刻々と変わり、乾燥撤収は難しそう。

雨撤収も暫くぶりな気がする。

荷物とゴミを持って調理場に避難。

ギアを乾かしながら朝食の支度。
支度といってもお湯を沸かすだけ。

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火加減が必要な調理や長時間の燃焼が苦手なアルコールストーブだけど、ガスが使えないような気温が低い環境や、雨の中濡れても使えるなど頼もしい面もある。

コーヒーを淹れるのに必要なお湯であれば3-4分で沸かすことができる。

使っているのは長く愛用している自作のストーブ。トルネードの高火力な炎は健在。

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フリーズドライのリゾットとコーンスープで温まる。

食後にはドリップコーヒーを楽しんでキャンプ場を後にした。

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天気が良ければ撤収後、大奥多摩ウォーキングトレイルを歩く計画だったものの今回は断念。
次回の楽しみを残しつつ、キャンプを終え帰路についた。

  • hirozou
    こんばんは、カリカリって風でもなくいい感じに入ってますね 焚き火したいなぁ😄。。。
  • nontan
    チェアレス、気になります
  • fu.u
    ULにストイックさを感じます✨
ウルトラライトなギアで身軽にハイク、手軽にキャンプ。
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