初テント泊・瑞牆山登頂@富士見平小屋

3月19.20日

山梨の瑞牆山に行って参りました。

※この記事はオートキャンプメインの男が初のテント泊をして感じた事を書き留めました。コレから山歩きしてみたい方に少しでも何かご参考になれば幸いであります。

前夜11時に麓の駐車場へ車中泊イン。

翌朝6時半に出発。

入山早々、霧が立ち込めて来ました

しばらく歩くと今回目指す瑞牆山山頂がお目見え。

本当にあそこ迄行けるのか？

約50分で宿泊予定の富士見平小屋に到着。

設営後に山頂目指せるのは有り難い。だからお酒と食料はかなり多め。故にザックはパンパンずっしり。

テント場に置いていけると分かっているので詰め過ぎた。背負った分だけ楽しめるが…足腰にガッツリ効く😖

1泊1000円、トイレ利用料込みでポストイン制。山小屋は冬季休業中。

土日でしたがテントは我々含めて6張りくらい。

4人パーティの為ULシェルターのローカスギア・ソリスシルを。幕体だけなら約1.9kg

ソロテントを各々担ぐなら、とシェルターで軽量化してみました。
購入からおよそ4年半。オートキャンプメインで使用してましたが、デッドスペースが多くて使いにくいなぁなんて思っていたけれど…コレが本来の用途なんだと分かりました。

田んぼの田の字に4人寝袋を敷けば調理スペースも有る広々とした快適空間に。

ローカスギアのInstagramにリポスト頂きました☺️コレはジワジワ嬉しいなぁ。

ようやく作り手が想定した使い方が出来た様な気がしました。

貴重な水はテント場から5分程下った先の湧水が。

お山での水はとても貴重。空腹・疲れよりも「渇き」が一番辛いと聞いた事が有る。

水場の有無でザックの重さはかなり変わるのでとても重要なんだと改めて理解。

出発して沢を越えると名物、桃太郎岩🪨

二階建ての家よりデカい。

川も凍る程の寒さみたいです。

標高が高いので息切れ・動悸が…。

#忍び寄る老いとの闘い

筋力も大事ですが、心肺機能も大事。

大ヤスリ岩🪨が見えたらあと少し。

ココ本当に登山道？と思うような岩場で、半分クライミングみたいでした。

登頂！

#ラーメンは美味いよな

下山。

16時には富士見平小屋へ帰還。

後は夜までのんびりと。冷やしたビールや持ち寄った食べ物をシェア。

…シェルターで過ごすこの時間。素晴らし過ぎた。楽しいって10回以上言ったかもしれない。

オートキャンプも楽しいけれど、山を歩いた後のこの時間は何とも表現しがたい解放感に包まれる。

山歩きに魅了され始めた同世代キャンパーが少しずつ増えて来ていて。私はひと足遅れで始めたけれど…なるほど。

コレはクセになる☺️

冷え込みがキツイと思ったら、予報に反して雪が降ってきた。上半身は着込んで、下半身は寝袋に包まる。寒い。

暖房の無い冬キャンプは久しぶり。暖房を焚いて暖かく過ごすオートキャンプにすっかり慣れてしまったので良い経験になりました。

山でのテント泊は本人が厳選した限りある道具でいかに快適に過ごすかが難しく、それがまた楽しい。経験とセンスがモノをいう、奥深い世界…またはこれも沼か😂

ウェア類、調理器具、寝具。道具沼…いや宇宙かも🪐

登山の先輩達は、具材を担いですき焼き。さすが。

夜のテント場は幻想的。満月🌕の月明かりの中で静まりかえってた。

明くる朝…シカが🦌　　　☝️

愛用ザック。PAC-03は今回も良い仕事をしてます。

昨夜の雪で幕裾に雪が積もり、隙間風をブロックしてくれました。

明け方はマイナス2桁でしたがw

20時就寝、朝6時起床。よく寝た。寒かったけど。

マットはサーマレストのインフレータブル。にタケモの900を。背中が冷たくならず快適でした。
赤い帽子の彼はクローズドセルの良くある折り畳みジャバラマット。寝袋はハイスペックなナンガの1000だが背中から冷えて辛かったらしい。

冬キャンプのテント泊はマットが1番重要かも知れない。

CB缶バーナで粘ってますが、やはりOD缶のバーナの方が明らかに元気でした。そろそろOD缶バーナも購入かしら。

金峰山も登る予定でしたが更なる積雪により断念。

チェーンスパイクしかないので安全第一、勇気ある撤退。という名の退散(笑)次回に持ち越し。

以前、レストラン「DILL eat life」のオーナーさんより教わった道具屋さん「カラファテ・ナナ」へ行ってみる事に。

…oh

冬季休業中でした。

お蕎麦でも食べて帰りましょう。

さて次はどこ行こうか🤗