こんなとこでキャンプしましてん! 過酷編
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これまでに様々なところでキャンプしてきました。
特に海外自転車旅ではキャンプ場がないところがほとんど・・
今回は過酷だったキャンプ地をお届け
しま〜す。
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●スペイン
田舎町の静かな公園で夕暮れにこっそりキャンプをしました。
夜に学校のパーティーから帰りの学生が
20名以上、テントに気付き公園に実っていたオレンジを面白半分にこちらに投げ出した。
彼らにとってはゲーム感覚だろうがオレンジがテントに直撃すると壊れるし、ヤバイ状況。
テントから出て、日本語で怒鳴りにらみつけるとさらにエスカレート・・・
雪合戦のように固いオレンジが飛んでくる。これはヤバイ・・・・
そこで作戦を思いついた。足にオレンジが当たったフリをして「痛い~と思い切り叫んだ」
するとあたりはこれはマズイという雰囲気になり静まり返り、オレンジを投げるのをやめた。
そうこうしているうちに警察が来て学生は蜘蛛の子を散らす勢いで逃げて行った。キャンプ禁止だったので警察にずいぶん注意を受け、その夜は警察の詰め所にお世話になった・・・
●イタリア
町が途切れずあり、キャンプ地に困り果て
資材置き場に潜り込み、パレットとパレットに四方囲まれたところで
キャンプをしたことがあります。朝になり、人の気配がしたので慌てて
撤収したが、あわやペチャンコにされるところでした。
●イランの草原でのキャンプ中の砂嵐
イランの草原でキャンプをしていたら夜中に砂嵐がおこり
砂がテントをたたきつけ朝まで一睡もできなかった。
明るくなってテント内を見回してみると砂だらけ。チャックも締まっているのに・・・
どうやらチャックの済間から細かい砂が入ったようだ。
●オーストラリア
飲み水確保の為、道路脇にある雨水をためているオータータンクをあてにして
キャンプ地にすることが多かった。しかし水が空っぽのことも・・・
アボリジニ居住区でテントを張っていたら夜中に車が止まり、人がおりてきた。
英語ではない言葉(多分アボリジニ語)で数人叫んでいる。
何事もなかったがブッシュキャンプでは野生動物より人の方が怖い場合もある。
●オーストラリア ナラボー平原 砂漠地帯でのブッシュキャンプ
アリにテントを食いちぎられる。
赤土の大地。360度地平線。どこにテントを張っても誰にも文句は言われそうにないが
文句を言うヤツが一人いた、いや数千匹いた。
テントを張ったところがたまたまアリの巣の上で朝起きたらテントの底面は穴だらけになっていた。
このオーストラリアには人食いありというかなり凶暴なアリが生息しており、危うく命を落とすところだった。
それからはどんな場所でもテントを張る前に慎重に地面をチェックするようにした。
●カナダ 五大湖付近
夏の湖は気持ちよくキャンプが快適だったがある時間帯になるといつも蚊の大群に悩まされていた。茶柱じゃなく、蚊柱が立つんですよ、ホントに(笑)🦟
他にも見たこともない巨大な蚊が飛んでいた。たまらず、アウトドアショップで蚊帳を買い食事の時はその中で食べていた。
因みにオーストラリアではハエ。
乾ききった大地なので少しでも水分のあるところに群がる。唇や鼻、汗をかいた体。
時には怪我をした傷口の血にも…
この時は頭だけかぶるやつを購入。
●オーストラリアではよく木のトゲ(まるでマキビシ)でよくパンクした。一度に30箇所以上の穴が空くことも…その時はパンク修理不能。
●大寒波のトルコ
20年ぶりの大寒波に当たってしまった
1月~3月のトルコ。毎日雪の中を走る。
道路以外の平原地帯は雪に覆われて真っ白。キャンプ地に困り、ガソリンスタンドの敷地内でよく張らせてもらった。
敷地内といっても空き地だが建物の影だと風も弱いし、何かあったときは助けを求められるので助かった。
ある日-20度まで気温が下った。
ペットボトルの水は完全なクリアアイスになる。
撤収時テントのポールのジョイント部分も凍り付いて抜くことができない。
仕方なく引っ張りながら息を吹きかけて溶かそうと思ったが唇がポールに触れてしまい
そのまま凍ってしまった。無理やり引っ張ったら唇の皮がめくれて出血・・・
過酷なキャンプでした。
※写真はイメージです。
●アメリカの国立公園
テントの中で絶対に食事をしない。(一度テントの中で食事をするとテントに匂いが付き
夜にテントの上から襲われる可能性があります。)
においのあるもの(歯磨き粉も)は必ず、テントから離れた常設のフードボックス(鉄製のロッカーみたいなやつ)に入れるかハングアップといって食料を袋の中に入れてまとめて5m以上の木に吊るすことを徹底していました。
ある国立公園のキャンプ場ではシーズンオフだったため、僕以外キャンパーがいなくて寂しかったのですが
食事後、フードボックスに食料を入れに行こうとすると人のいない森の道を500mぐらい進んだところでした。
あまりにも遠すぎて後ろから熊が着いてくるんじゃないか?
後ろか襲われるんじゃないか?とビクビク後ろを何度も振り返りながらフードボックスまで食料を持っていったことを今でも覚えています。
フードボックス↑
以上
次回絶景キャンプ編をお楽しみに〜
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あつとも
す、すごいですね。。。 無理矢理、順位をつけるとしたら個人的にはアリが1番怖いって思いましたが、どれも甲乙つけがたい過酷さですね💦 絶景編も楽しみにしてます😍
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ワサビ
スゲーです!💦
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okan846
穴虫さん…凄すぎます😲 凄いのレベルが想像を 遥かに超えてきました💦 唇が凍る話…想像しただけで泣けてくる😭 昔々、アロンアルファで悪戯してたら親指と人差し指がくっついた時の焦りを思い出しました🤣 すみません、レベル低くて…笑
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穴虫 ✊Knock on wood ✊
オカンさん、それそれ!アロンアルファでついちゃったと同じ焦り! しかし、くちびるにそのままテントポールをぶら下げて自転車で走ってたらおかしいでしょ(笑)はがれるかなとおもたら、くちびるごと剥がれて焦りました(笑)
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frolic
マジで凄すぎです💦
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☆ZERO★
経験値が高すぎて追いつけない😅
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mako
面白いし興味深い😳 穴虫さんの武勇伝を肴に飲みたいですわ😄
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う〜ちん
素晴らしい経験ですね! こういう事かできる環境にいた穴虫さんが羨ましいです😄 海外に行くと日本では考えられない危険が沢山ありますよね💣 自分もアメリカで釣りをしていた時にワニが釣れてしまって💦ランディングできねー❗️って言うか、ひたすら怖かったです😅 シグのファイヤージェット、自分も使っていました🌋あの凄い音と火力、弱火ができない男らしさがたまらなかったです🤣
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あっちん
蚊柱…想像するだけで痒くなります😱💦 海外は日焼け止めは強力なのあるそうですが、虫除けスプレーはどうなんですか?🤔
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Usa
ども! 壮絶過ぎる体験談ですね。 今の日本のキャンプ環境やそれ以外の環境にも感謝できました🙏✨
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穴虫 ✊Knock on wood ✊
確かに世界の大自然を体験すると日本の自然は優しく、四季がありそれぞれの季節が美しい国はなかなかない気がします。360度地平線は雄大ですが5分で飽きますからね(笑)