OKCCB CAMP

ここのところ、ちょっとだけ体重が落ちてきたので調子にのって少しロングなルートで二泊三日の山キャンプへ。
行ってみたかった奥秩父の金峰山から、甲武信岳を経由して奥多摩へ抜けるルートをセッティング。
ソロのつもりが、最終キャンプ地で偶然友人夫婦も一泊してるとのことでテント場で待ち合わせをすることに。

ソロなので食事計画もズボラな感じで行こうと思いきや、最終日の宴のためにワインやらおつまみやら買い増ししていつも通りの20kgヘビーパッキング。


カメラバッグを新調。これまで使っていたものと同じアークのものだがメッセンジャータイプ。
もともとの生地への信頼性とともに、構造上でのさらなる防水性の向上に期待。

初日は曇り予報、もしかすると雨かも、という感じ。
興奮して行きの電車もバスも眠れなかったw


バスから見える紅葉がとても綺麗でこれからの山行に思いを馳せる。
(のちにここでの紅葉がピークだったことを知る)



登り始めて小一時間で富士見小屋に。
ここは瑞牆山や金峰山へのベースとしてお馴染み。
本当は瑞牆山も登りたかったがピストンを余儀なくされるためコースタイム的に断念。いずれキャンプついでに来てみたい。




山の中は紅葉というより苔や木の根のアートで目を楽しませてくれました。

樹林帯は突如終わりを迎える。

真剣40代鎖場(言いたいだけ)

山頂付近は冬を感じさせる様相に。



後半は岩々しいルートを登って、金峰山に到着。これが有名な五丈岩か〜。と感動のご対面。
五丈岩の周辺は写真で見ていたイメージより狭かった。
五丈岩も登れるらしくて、ルートを確認していたので自分も登れると思ってたけど今日のところは勘弁してやろう。
(高さにビビりました)

わりとこういうイメージの写真が多いので広いと思ってたんですが、これは割と引いて撮っている感じ。
と、ここまで4時間。コースタイム的には悪くないけど暗くなる前にテント場に着きたいのでコンビニで買っといたおにぎりなどをほおばってサクッと行動開始。












初日のテント場、大弛峠になんとか明るいうちに到着したかったけどギリギリアウトw

今回のお宿は樹林帯のテント場なのでトレッキングポールで設営できるシングルウォールなテント。
めたくそ寒かったけど、フロアレスで雪山泊する人もいると考えればまだ耐えれるか。とはいえここのテント場は意外にも風が強く結構寒かった。

リフィルのラーメンを食べた後の汁でおかわりフリーズドライリゾットをかき込んで就寝。

翌日、本来なら2時半には出発の予定が寝坊して3時出発に。今日のコースタイムは13.5時間、個人的前人未到プロジェクトに緊張と高揚。


月明かりの中真っ暗な森を歩く。
なにをやってんだ俺は、と思いつつこれもまた楽しい。

意外と山の夜道は怖くない。怖いと思い始めたら怖くなりそうなので怖くない、と思い込む。




テント場からまずはいきなりガツッとした登り。見晴らしの良い山頂だった。三脚出すのめんどくさかったので気合いで夜景撮影。

その後は真っ暗闇な山の中をヘッドライトの明かりでひたすら2時間以上テクテクと歩く。ルートロスに気をつけながら緊張しつつ進む。
当然写真なし。変なもの写っても嫌だし、、とか考えてたらここが富士の樹海とかならもっと怖いよな、、と余計な思考が生まれてなんとなく一人でビビる。

もう少しひらけたところで迎えたかった夜明けが近づいてきた。



山の中で朝日が樹々を少しづつ赤く染めていく。
山では当たり前のように繰り返されるただの日常だろうが、しばし特別なこの光景に胸を打たれる。


さっきまでの感動はどこへやら、ふとびっくりドンキーのチーズバーグディッシュが食べたくなる。(わかる人だけ届け)

どでかいこぶに圧倒。

樹林帯からスポッと抜ける箇所があり、サンフジダシマル(富士山丸出しの意)状態に。この日はこの後ずっと富士山と共に歩いた。

旅の教訓、水が凍って飲めないという事態を想定しておくべし。

今回の旅の二つ目の百名山、甲武信岳まであと少し。
すでに初日の行動時間を越える7.5時間が経過している。

甲武信岳の山頂は混んでいたのと、そもそも百名山にはそんなにこだわりもないのでスルーしたらその先にひらけた場所があった。みんなこっちくりゃいいのに。

下山しようとしていたおばちゃんをとっつかまえて一枚撮ってもらった。
山での撮影依頼は苦手だが一枚もないのも寂しいということで。


甲武信岳を降りたところにある山小屋で休憩。
まだ本日の行程の半分ほどしか来ていないことに目を背けつつ、うどんにうつつを抜かすyo!
炭酸飲料が飲みたかったがビールしかないとのことで仕方がない。いやー仕方がない。

しみまくるうまさ。
ここの会計システムは完全に性善説のもとに運営されていた。悪人は立ち寄るべからず。

さてここから本日の後半戦。
巻けるとこは全て巻く。をスローガンに歩き始める。

この辺までくると富士山にも飽きてくる。美人は三日で飽きるというやつか。(飽きてみたい)

ここのエリアは立ち枯れゾーンが目立つ。
絵的には好みだけど樹々たちにとってはここで何があったんだと聞いてみたくなる。


地図に急坂って書いてあって嫌な予感してたけど裏ボスのような山が出現。この旅で最強にしんどかった。。
この上に登山道通したやつアホかよ!巻けよ!自分まっすぐなタイプの人間なんで、いうてる場合か!
自分的一生許さないリストに追加。(ちなみに小仏トンネル作ったやつもリストに入ってます)


裏ボスの手前にある避難小屋、薪ストーブ完備の素敵ハウス。思わず避難したかったが待ち合わせがあるので心を鬼にして歩みを進める。

素敵ハウスと思っていたけど水場まで20分はなかなかのクソ物件。や、あるだけありがたいんだが。


そうこうしているうちに日が暮れていく。
日が沈む前にテント場に辿り着きたかったが現実とは残酷なもので太陽と月が攻守交代。


日が沈んでからは本日2度目の真っ暗闇行軍。無心に歩いていると遠くから僕の名を呼ぶ声が。先にテント場についてる友人たちの声だ。後から聞くと僕のヘッドライトの明かりが山の中で星のようにきらめいていたと。
って死んでるみたいやないかい!
そんな呼び声に嬉しくなったがコース的にはまだまだあるのに思い切り気が緩んでしまい、ここから先が精神的に結構辛くなるという副作用が。

↑この光だそうですw

やっとの思いでみんなと合流した喜びで写真を撮るの忘れるという失態。
ウェルカムドリンクで体力フルチャージできました。まっててくれてありがとう。
そんなこんなで、思い返せば夜中の3時に歩き始めて18時半まで歩いてしまいました。もうこんな無茶な計画はやめようと心に誓う。


なんとみんなご飯を食べずに待っていてくれて、涙が出そうに(でませんでした)
なかよくディナータイム。

パッキングの重量増に大いに貢献していたおつまみたちを大放出。寒空の中の宴は楽し寒かった。鍋が最高だったなー。
翌日はテント場の近くの笠取山で日の出を見ようということになり、早めに就寝。寝袋に入ろうとしたところで記憶が途切れて気づくと朝の5時だった。
疲れてたのね。





朝イチの運動としては激しすぎる急登をアタック。
無心で歩数をカウントして登り切った。


月が沈みかけている。
太陽と月ってなんてよくできたシステムなんだ。



わんこも人間もみんなで朝日待ち。


山が赤く染まっていく。




おはよう富士さん

明るくなってみると良くここを朝イチで登ったよ、、という激坂。暗くてよかったかもしれない。



二度と登りたくないルックスだけど、本当はこの日も撤収後、フル装備でここを越えて奥多摩側へ歩く予定だった。
が、同行者の車に乗せてもらえるとのことでゆったりまったりさーっくり、と下山することに。
実は来る前からそうなるだろうなとは思っていた。
人は弱い者よ、ってCoccoも歌てたし。



ゆったりと朝食。
太陽暖けえ。カップラーメンも温けえしうめえ。

笠取小屋のテント場はなかなかのよいキャンプ地だった。
鹿を手懐けている小屋の主人もとても人当たりの良い人だった。


ギリギリまで睡眠を楽しむタイプ。

帰りは紅葉散歩しつつサクッと下山。








物理的に紅葉を狩る行為。







三日間よく歩きました。
装備のことや栄養補給や休憩の取り方などいろいろと気づくこともあり、チャレンジしてよかった。
けど人にはオススメしないコースかな。
金峰山も甲武信岳も単発で登った方が楽しいと思う。
雁坂峠から笠取山は素敵コースでした。
雁坂峠までの登りは体験してないけどそこそこハードだったとのこと。
さて今年はもう終わりかな、、
もっかいくらいどっかいきたいところ。


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まい
お疲れ様でした! 素敵な写真が多くて記事を何往復もしてしまいます… 今回もめちゃくちゃ楽しかったです! 山の上での再会&宴会にハマりそうです… -
Soyo-Dan
すごいコースプランですね。 夜の山にソロとか怖くて絶対無理です。 20kgウルトラヘビースタイル。山と道ってそんなに入るんですね! -
BEKE
しやけさんかっこいいなぁ〜✨ いろいろ感想ありますが、この言葉で一括りとさせて頂きます🙏 それにしても、凄い距離‼︎ 1人でホントに凄いっす‼︎ お疲れ様でした〜。 うっちぃさんの気遣い嬉しいっすね〜😊 -
shoma
アリナミン、チオビタ、迷いました。笑 夜のテン場に響く発電機BGMのお陰で周りを気にせず快適な夕食でしたね! またよろしくお願いしますー -
okan846
どの写真もカッコ良すぎて ずるいですよー😊 でも、シャケさん撮ってくれたおばちゃんの腕も確かでなんだか感心しました! そして…所々に関西弁 シャケさんって関西出身なんですか? -
daimaru
さらに一気に痩せそうな山行ですね! シングルウォールでもテント内の気温は大差ないと思ってますが、ダブルウォールだと暖かいのかな。いつか温度計持ち込んで測ってみたいですね。 それにしても長くて素敵な登山。おつかれさまでした。 -
кочапо
シャケさんが寒いなんて… 相当な寒さだったんだね〜 前に10時出発位で雲取日帰りピストンして山頂で2時間の宴会、2人で1つしかヘッドライトがない事に気付き真っ暗闇下山した時は泣きそうになりました😅 -
つかひろ
37km⁉️きょ、距離が…👣💦 バックパック背負って…凄すぎます。 そして写真も凄すぎます📸✨ 見応えありました😆 -
k-ta
山登りで夜とかあるんすね!色んな楽しみがあってやはりいいすね! そして写真がその情景を構想させてくれてて素晴らしいです🤩 -
Martin
文字多めで楽しめました🎵 単独で暗闇の行動とか怖くて出来ないす😂💦 大行脚お疲れ様でした☀️