千葉の某秘境を探検。

今回は千葉県中部にある、知る人ぞ知るという秘境を探検。かねてからその存在は知っていたものの、イマイチ場所が分からなかったんだけど、調べてみたらあっけなくGPS座標が分かったので行ってみた。結果として思っていた以上に秘境感あり。行ってみて良かった。
まずは入り口。秘境は高い岩壁に掘られた手彫りの隧道で外界から遮断されているので、これを潜ってゆく。ここまでは車でウッカリすると脱輪しそうな細いアップダウンを経て到着。もし対向車がきたらかなりの距離を後退しなくちゃならないというような道のり。今回は行きも帰りもダイジョウブで良かった。

秘境にはあまり大きなものは無いが、いくつも滝のような流れがあった。水によるものか風によるものか、侵食されたような岩肌や、くり抜かれているような所も幾つか見られた。しばらく雨が無かったので水嵩はさほどなく、ビーサンでどんどん探検できた。

ニックは初めのうち水にビビりまくりでなかなか進めなかったけれど、途中からこれを克服したらしく、調子に乗ってどんどん突き進んだ。さすが我が隊の突撃三等兵。熱中症対策で、氷嚢を首に巻いてる。

ビーサンで行けるところまで上流へ向かった帰りに事故発生。歩いていると背後で悲鳴が聞こえたので振り返ると、ガメコンが滝の側面の斜面で、足を滑らせ転倒していた。彼女は足を下にしてスライディングするように斜面を滑っていったんだけど、一瞬そこで止まるかもな、と思ったら、さすがガメコンなこともあり、やっぱり止まらないで滝つぼにドボンと落ちた。救出に行くと胸の高さくらいまでびたびただった。荷物も全部浸かったけど、iPhone が壊れなかったので良しとした。

この秘境はこの地域では割と多くある、川回し、とか言うものにより出来たもので、川回しといえば最近インスタで、まるでジブリの世界とか言うふれこみでメジャーになった濃溝の滝が周知のところ。あちらはもう人に知られ過ぎて、休日にはカメラの三脚がずらっと並ぶほどになってしまったけど、この秘境はまだそれほど知られていないようなので、まだ穴場といっても良い。それにこちらの方が断然楽しい。空き缶やプラスチックゴミなんかも全然無く、豊かな自然の景観が保たれてる。行ってみて良かった。