01
2019
当座はこれ一本で。
数年前にキャンプを始めたばかりの頃は、焚き火にもあまりこだわりが無く、現地調達の薪をバーナーで炙り簡単に火をつくっていた。けれどこの私もこういった場合の例に漏れず、繰り返すうちにさて火吹き棒だ、火打ち石だとこだわり始め、そこでナイフはこのbuckのセルカークに。
選考の理由はいくつかあり、まずバトニングからフェザースティクまで一本で熟せるもの、そしてバトニングとなるとある程度大きめなナイフになるので、フォールディングナイフとして携帯性を、といったところに落ち着いた。けれどこの選考前にはワンクションあり、それはハチェットと細身のシースナイフという選択だった。これはそのうちブッシュクラフト寄りにますます傾倒していったら、ゆくゆくはそうなってゆくかも。ともかく今はこのセルカークがお気に入りなので、もう何度も使っては研いでを繰り返してる。もちろん着火はファイヤースターターしばり。最近ではかなりこなれてきた。
セルカークは刀身の背も分厚く、作りも堅牢で、大きな薪でバトニングしてもまるで不安が無い。
下は長年愛用してきたレザーマンのチャージと、Amazonの検索でちょいちょい顔を見せるランスキー。チャージはとても良い道具なんだけど、グリップが金属なのでナイフのみの長時間使用は流石に手が痛い。ランスキーはアクセサリー程度の気持ちで購入したんだけど、連泊したときに思わぬ活躍をみせてくれた。砥石で仕上げたのを10とすると、8くらいまで切れ味を戻してくれる気がする。
109