人生の転機に燕岳登ってきた件⛰

しばらくDAYOUTの投稿ができずにおりました。

決してDAYOUTに飽きたわけではありません。キャンプに行くたびに書きかけの下書きだけがどんどん溜まっています😅

自分の生活のスピードに投稿が追いつかなくなっていて、そのジェットコースターのような日々はさらに加速度をあげて継続中です。

キャンプデビューから１年半、僕の人生は大きく変わりました。そうさせたのは紛れもなく「キャンプ」なんです。

わたくし、ホリデー、
キャンプで会社を辞めました。

大きな会社で、大好きな会社でした。良いチャンスもたくさんもらえたし、自分を大きく成長させてくれた会社です。

17年間勤めた思い入れハンパない会社の在籍最終日、僕は何故かDAYOUTメンバーと燕岳の山頂に立っていました。

そこで観た景色は圧倒的に凄かった。

初めての山登り。いや、正確には高校の頃山岳部に所属してたことがあって、でもその頃のことは完全に記憶から抹消されてて、真っさらな状態からの再挑戦。

奇しくも、職場で築けたそこそこの地位をきれいさっぱり捨て去っての、明日からの人生再挑戦へと繋がる山行となりました。

そのご褒美がこの景色。

なんだこれ。

サイコーすぎるだろ。

同行メンバーには内緒で泣きました。

標高差約1300m、６時間の山行、弛んだ身体にとって楽な訳がない。退職の手続きや引継ぎ、引越しの準備に実家への帰省、新しい職場の仕事もすでに始まり、とにかく目が回るような日々で身体ボロボロな上に、登山前日寝てないし。

そもそも、どんな装備を揃えたら良いのかも何もわからない、パッキングの仕方も知らない、燕岳がどんなとこかも知らない、北アルプス三大急登とか聞いてない。

正直言うと「こんな時に登山なんてしてる場合ではないんじゃないか。。登るの無理なんじゃないか」って思ってました。

でも、登った。

いや、違う、

登らせてもらえた。

って言った方が良い。再挑戦へと送り出してくれた家族のおかげであるのは間違いないとして、決して良いコンディションとは言えない自分を山頂にまで引き上げてくれたDAYOUTメンバーの力は大きかった。

だいまるさん、たいささん、ぬばさん、さぎりさん。本当に心からめちゃくちゃ感謝してる。

燕山荘までもう少し、ってくらいの時だから標高2500m超えたあたりで、だいまるさんから「ホリデーさんの目から生気が失われてるwww」って何度も嬉しそうに言われたけど、必死だったのよ。辛かったのよ。久しぶりの追い込まれ感。でもそれが楽しくてしょうがなかったんです。

ヤバくない？楽しそうじゃない？美味しそうじゃない？再挑戦の初めての登山、初めてのテント泊。

電通最後の日にガッツを試されて、キャンプとはまた全然ちがう「生きる知恵」みたいな新しい学びをわんさか得ることができて、最高の天気と最高のメンバーに恵まれて。

あれから２ヶ月。

今ほんとに、こんなにキツイことはない、ってくらいのハードでスピード感とワクワク感溢れる日々を送ってます。チャレンジばかりの慣れない日々に、コツコツと一歩を踏み出す勇気を与えてくれているのが、この燕岳の山行です。

本当に僕は恵まれてる、と思うわ。

重ね重ね、みんな本当にありがとう！