スタック野営
前夜祭のおかげで興奮してあまり眠れず、割と寝不足のまま出発。いつもの野営地には行かず、少し遠出してみようということで、奈良の山奥に。
後輩ちゃんの車でGo!!
良さそうな林道を見つけ、二人ともテンションブチ上げ。
「ここアリちゃいます?」
「アリ」
なんて、今思うと余裕ぶっこいていたのが恥ずかしくなる。
スタッドレスだから、冬の道ならどこでもいける…と。
5分ほど林道を上がっていったところで突然、
「キュイイイイン!!」
「…なんの音…??」
まさかのタイヤ空回り。完全に雪道(半分氷)舐めてました。
「ちょっと怖いし、バックで来た道降りますわ」
仕方ない、下から荷物担いでいくか…とか思ってると。
「ちょっと待って、なんでガードレール寄って行ってんの??」
「すみません、ハンドル効かないっす」
オワタ☺️氷にハマりました。
ガードレールにゴリゴリボディを擦りながら進むことかれこれ一時間…
リーサルウェポン「JAF」も頭にチラつきはじめたころ…最後の手段として、ネットの力を借りてタオルをタイヤにカマして氷の上からの脱出を試みる…
何とか氷のないところへ上がることが出来ました☺️
野営張る前から満身創痍の夕方。
薮を抜け
坂を滑り降り
川を渡り
ようやく設営完了!!長かった…
後輩ちゃんのテント周り。タープを垂らして水を流せるようにしているのが玄人感出てる。
おれはとりあえず疲れたのでダイヤモンド張り。いつもの。
タイヤの下敷きになったタオルたち…ボロボロになって凍ってます。
とりあえず飯。骨つきフランクとベーコン。面倒くさかったのでガスバーナーで調理。美味すぎる!!!
MSRのストアアウェイポッドも大活躍。見事に炒め物と炊飯をこなしてくれました。多少焦げ付きはするけれども、変な金属の味はしないし、焦げ付きもタワシで擦ればすぐに取れる。頑丈なのも含めてとても高評価です。
ただ、ハンドル部の根元の金具の取り付けが少し弱いのか、もうゆるゆるになってしまいました。ちょっと改良する余地ありかも。
自分のテント裏に堂々と生えていた謎のモノ。立派すぎて何故か敗北感を覚える。
タケノコ??周りにふさふさの樹毛が生えていて、ちょっと怖い。ほんとに何なんだこいつ
考えていたら眠たくなって、気付いたら朝でした。疲れるのも醍醐味。
朝早めに撤収。後輩のアフロちゃん。山にひっそりアフロがいたら怖すぎる。
トラブル続きの旅でしたが、とても楽しかったです!
今回実感したのは、目的地を目指す「旅」が一番楽しいんだということ。1ヶ月ほどいつもの場所に野営に出かけていましたが、回数を重ねるごとに楽しさが半減していくことに気がつきました。キャンプなんて、同じところで何回しても飽きないものだと思っていましたが、どうやら自分の場合は違いました。山に行けばテントを張り、ブッシュクラフトをしなければならない…それが山に入る男のルールなんだ…なんて思ってた時期もありました、なつかしー
ブッシュクラフト、キャンプ、野営…言葉の定義に囚われると折角の「場所」、「道のり」に伴う楽しさも半減してしまう。だったら色んなところに出かけて、ついでにその場所に泊まっちゃおう!ぐらいの方が自分には合ってるのかもしれません。笑 ルーズに楽しむこと。メモメモ。
とかいいながらもう次のキャンプの妄想は膨らむものです。キャンプおそろし。
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たけし
凄く理想的な野営で羨ましいです😊素敵です 自分も静かにひっそりとやってみたいです😀
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kuma
行きの車トラブルは大変でしたね💦 それでも野営楽しめたようで良かったですね😊 骨つきフランクとベーコン美味しそう👍
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気球
トラブルも楽しめる! こんな野営をいつかやってみたいです( ´∀`)
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トム
後輩くんはお高い野営となりましたね。 雪道、ナメちゃだめっすね😅