Coleman MODEL-4M メンテ

※今年のまとめ記事では有りません🤣※

今年秋に師匠から無理言ってお譲り頂いた、コールマンのガソリンツーバーナ。

何と言ってもこの丸タンクが堪らない😍

どこかハーレーな雰囲気が漂う(笑)

コールマン…いや、ここはマイコはん風に「コーメン」と言おう(笑)

コーメンのガソリンツーバーナには、主に413系とややコンパクトな425系という2つが存在するらしいが、コレは後者。

しかもカナダコーメン🇨🇦のモデル-4Mという謎のタイプ(笑)

丸タンクには 62 1 と有った。つまり1962年1月製造。丸々56年経っている訳です。

…凄いな〜😵

自分なりに調査した結果コレは425系のカナダモデルだろうと断定した。

実はレア過ぎて…というより存在自体を知られてないらしく、情報が全然無いのだった(笑)

追記

このカナダコールマン・モデル-4Mは425系の元祖だとか…？丸タンクの文字の多さやサブバーナのバルブホイールがメインバーナと同じ作りしてたりと、425とはまた色々違う様です…ややこし〜

とりあえずこのままの状態で点火テストしてみましょう。

ハイ、色々…不具合有ります(笑)

因みにこの炎上は、私がジェネレータ先端のニードルを何かが詰まってると勘違いしてニッパーで切り落とした為、大粒の生ガソリンが噴射された為です🤣

展開図をepitaphさんから教えて頂いた「ばいてん」さんから印刷。

書き込みながら、構造と仕組みを理解します。

ガソリンツーバーナは…

・タンク横のポンプで加圧

・タンクから吸い上げたガソリンをバーナへ

・点火(手動ライター着火)

・プレヒート(赤火炎上)でジェネレータ加熱

・ジェネレータ熱によりガソリン霧化

・通常燃焼

なるほど。

私は普段、ガス器具の修理販売を生業としてるので…1960年代？の機能部品は全部交換してしまいたい衝動に駆られる訳です(笑)

ゴム劣化やノズル詰まりは当たり前の様に発生するだろうし、使えたとしても「予防整備」はしておきたい。

私個人的には、供給があるなら可能な限り機能部品(デザイン以外の作動する部品)は予算が許す範囲で全て交換した方が良いと考えます。

コーメンの素晴らしいところは、部品供給。

消費させるサイクルが当たり前の日本では有りえないが、100年前のランタンすら修理可能なのは素晴らしい。

買い替え・先進性だけがもてはやされる昨今、骨董品レベルの、しかも危険が付きまとうガソリン燃焼器具の部品を供給するコーメンは偉いと思う。

さすが自由の国、アメリカ。全て自己責任て訳ですね。

日本はお客さんに危険があるとマズイですからね…

さて、ばいてんさんから取り寄せたるは下記の品々

ジェネレータASSY(バルブまで全て)

ポンプASSY

チェックバルブとエアステム

レザーポンプカップとタンクキャップガスケット

ポンププランジャーやエアステムに問題発生！😵

アメリカ製425の代替品を頼んだけどこの辺がかなり作りとサイズに違いが有る〜。

上から2番目の既存エアステム先端がネジが太いし、しかもちょっと曲がってる(笑)
※🇨🇦はチェックバルブが🇺🇸より大きいとは聞いてたが…※

3番目のエアステムとチェックバルブに全部セット交換しないといけない…というかする予定なんだけども…

既存チェックバルブが「鬼」硬い為、破損の危険性が有り、ポンプカップ交換以外は一旦保留にしました(笑)

…固着してると思ってた既存チェックバルブは爽やかなカラカラ音がタンクからしっかり聞こえるんです。せっかく部品買ったけどもしかするとそのままかも。

え？チェックバルブレンチ？誰か貸してくんないかなぁ👨🏻‍🔧滅多に使わない特殊工具って買う気しないんだよなぁ…😑💢

ジェネレータASSYをバルブ部分ごと交換。

ジェネレータ先端は作りも寸法も微妙に違う。

サブバーナも無事点火！

タンクキャップガスケットも交換。右がツーバーナの丸タンク用タンクキャップ。

左は282/285ランタンのタンクキャップ。ガスケット不良の為、ツーバーナに仮に流用してましたが…中の丸の直径か違う為ガスケットが流用出来ませんでした…無理やり入れましたがもう一度考えないと。

唯一残念なのは、火力調整ハンドル(バルブホイール)が今時タイプになった事。

古い部品と新しい部品がどこまで互換性があるのかは自分なりにもう少し調べて、古いハンドルに戻したいと思います。
※結構あちこち微妙にサイズや作りが違うんです※

追記

バルブホイールはスプラインやナット、ステムネジ径等あちこちサイズが違う為流用は出来ませんでした。

オマケ

冬キャンプに備えて、敢えてガス暖房をチョイス。

東京芝浦製作所、つまり東芝のLPガス用金網ストーブ(まさかの新品未使用品)を購入。

確か1970年代か80年前半の物。右上の写真の様に2017年のアルカリ単一電池をセッツ！

熱線が赤熱し…パイロットバーナ点火！

ハイ、電池がパワフル過ぎて一発で熱線は切れました(笑)

大昔の器具なんだから、ちょっとかったるい位のマンガン電池使うべきでした😵

なかなか暖かいじゃないの 🤗

※金網ストーブはガス保安調査にて、不完全燃焼の事例が多い為、現在見かけ次第回収されております。良いキャンパーは諸々危険性がある為、真似しちゃいけません※

※いや誰もしないか※🤣

さて、来年は誰と何処にdayoutしましょうかね。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

✨🗻 🦅🦅 🍆🍆🍆✨ 🇯🇵🤗🇯🇵