熊に遭遇したら…

キャンプ場で熊に遭遇したらどうしますか？
日本では非常に少ないですが、海外のキャンプ場では
熊以外の動物がテントサイトに来る可能性があります。

以前、自転車で旅をしていたころ各国キャンプ場でいろんな動物と遭遇しました。

オーストラリアではカンガルーやワラビー　カラフルなオウム
これらは人間を襲ってくることはほとんどないので癒されます。
大歓迎でした。

アメリカの砂漠地帯ではテントのグランドシートの間にサソリが入り込んでいたり・・・

アライグマはかわいい顔をしていますが
意外にどう猛なので食料をやられたりしました。

一番怖いのはやはり熊で特にグリズリーと呼ばれる灰色熊は非常に危険です。

カナダ、アメリカの国立公園などでキャンプする時は必ず受付で注意を受けます。

テントの中で絶対に食事をしない。（一度テントの中で食事をするとテントに匂いが付き
夜にテントの上から襲われる可能性があります。）

においのあるもの（歯磨き粉も）は必ず、テントから離れた常設のフードボックス（鉄製のロッカーみたいなやつ）に入れるかハングアップといって食料を袋の中に入れてまとめて５ｍ以上の木に吊るすことを徹底していました。

ある国立公園のキャンプ場ではシーズンオフだったため、僕以外キャンパーがいなくて寂しかったのですが
食事後、フードボックスに食料を入れに行こうとすると人のいない森の道を５００ｍぐらい進んだところでした。

あまりにも遠すぎて後ろから熊が着いてくるんじゃないか？

後ろか襲われるんじゃないか？とビクビク後ろを何度も振り返りながらフードボックスまで食料を持っていったことを今でも覚えています。

基本熊は臆病なので昼間、キャンプ場に現れることは少ないのですがヨセミテ国立公園のキャンプ場ではキャンパーのマナーが一部悪くて、食べたままにしたりしていたため、あまりにも熊が人間に慣れすぎていて日中でも小さいブラックベアーがうろうろしていました。

では、熊とキャンプ場で遭遇したらどうしたらいいのか？
死んだふりは通用しません。ベアスプレーというものも販売されていますがとっさに接近したときに熊の目をめがけて噴射できるとは思えません。（カナダ、アメリカのときは常にテントの枕元に一応置いていましたが・・・）

一番はやはり臆病なのでここに人間がいることを熊に知らせることかなと思いました。歩いているときは熊鈴、テントの中ではたとえば
音の出るもの（音楽やラジオをかけるなど）を常に心がけていました。

以上
あまり、役に立たない雑ネタでした・・・