風邪の谷のマジすか
父「息子よ。わしは孫といっしょにキャンプがしたいんじゃい。」
父、母、私、1号機(長女)、2号機(長男)で一泊二日で行ってきました。
妻と3号機(次男)は留守番。妻はニヤニヤとお見送り。ちくしょー、楽しんでやる。
到着。静岡県は川根本町にある八木キャンプ場。トイレや炊事場などめちゃくちゃ綺麗で景色も良い。
2号機も楽しそうに走りだし‥ん?
顔が赤いし、鼻水ダラダラ。
そして、「げほー、げほ、げほ。」と大友康平ばりのハスキーな咳をしている。これは‥
風邪
ひいたな。
さて、このキャンプ場は山と山の間の
谷
にある。上の写真のように三時前なのにあっという間に日陰となる。
少しでも2号機の身体を冷やさないためにダッシュで小枝を拾い、薪ストーブに点火!
私「よしよし。これでタープ内はポカポカだ。1号!2号!お前らはこのあったかいタープ内でしばしゆっくりしてなさい。」
1号「ママに会いたくなってきた。」
2号「ゴホッ!ゴホッ!ちんかせん(新幹線)!!」
あれ?全然楽しんでないぞ。ん?ん?薪ストーブの様子も。
ちーん。消えてる。
もう一回。オラァーー!!
私「これで問題ねーだろ。良し。子供達はタープ内に‥ん?」
ちーん。消えてる。
私のやり方が悪いのか、入り口を閉めるとすぐ火が消えてしまい一向にポカポカになりませんでした。
仕方ないので、自らあったまってもらいましょう。
私の息が続く限り、シャボン玉を吹きまくりました。ヤクルト?みたいな容器、8個消化です。
なんとか、子供達にも笑顔が戻り、ようやくキャンプっぽくなってきました。
子供達の夕飯は豚汁。仕方なく薪ストーブのドアを開け、火が消えないように調理。めちゃくちゃ薪を消化します。が子供達がなかなか美味そうに食べてくれたので良しとしましょう。
するとまだ六時過ぎなのに疲れたのか、
就寝です。寒いので、父の車の中で寝かしてもらいました。
さて、いよいよ大人の時間。本日はタコとエビとマッシュルーム等を使ったアヒージョ、おでん、イカの丸焼き、ステーキなどなど酒のあてになるものばかり。酒も熱燗セット、ホットウイスキーなど、ちびちびだらだら飲めるものをチョイス。
いやー、やっぱキャンプは最高だなー。なんて、思ってたんです。しかし、
2号機「ゴホッ、ゴホッ、おぇー、ギャーーーー!!!!」
父、母、私「!!!!」
どうやら鼻水が逆流し、咽せ返ってしまったようで、大パニック。
そのあとも落ち着く様子もなくギャン泣き。
父「息子よ。もういっしょに寝てやれ。」
マジすか
子供達が残した冷凍チャーハンを、まるで冷凍に戻ったかのように冷えたチャーハンを5秒ほどで消化しました。
7時半就寝。
日が昇りました。いい天気です。
結局2号機は朝まで1時間ごと起き、熟睡することはありませんでしたが、
日が昇り、暖かくなるとスヤスヤと寝ました。どうやら寒暖差アレルギー?寒くなると咳が止まらなくなるようです。
2号機が落ち着いてる間にダッシュで片付け。あっと言う間にチェックアウトとなりました。
いやー、ファミリーキャンプ大変ですね。スマートに、更にはオシャレにファミリーキャンプをこなしている方々には頭が下がります。
いや、スマートに見えるけど本当はいろんな苦労があるのかもしれませんね。
個人的にはモヤモヤの残るキャンプでしたが、1号機が一言、
「パパ。楽しかったね。また、キャンプやろう!」
この一言に救われました。
おしまい
っていうのをちびちびフジカちゃんでやりながら書いてました。
本当に、おしまい
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気球
ナイスイクメン! 大変でした。
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おしりのごはん
ほんと現場行くと妄想とは全く違って、オシャレとかどうでもよくなりますよね、、 ただただミッションを無事遂行するのに全力を注ぐみたいな 薪ストーブてやっぱそれなりに難しいんですねー
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man
お疲れ様! 簡素に出来るとこは徹底的に簡素化しなきゃファミキャンは大変ね笑 体調だけはどーにもならないけど笑
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にょーこ☆
タイトルが…www 安田成美の歌声が聴こえるようです…✨✨✨ いいキャンプになりましたね❣️
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HI-SHI
薪スト遊びは最高ですよね。私も初経験しました。チビチビいると大変ですけど最後の言葉に報われましたね。 「ちびちびやりながら」のつまみ、早寝した分余ったやつでしょ?(^^)😎😎