バックパックで行こう@上高地・小梨平の巻

令和元年、10月22.23.24日

上高地は小梨平キャンプ場にチャレンジして参りました。

オートキャンプが基本ですが、たまには手運びの道具だけで。これは我が家にとっては、ある種の挑戦な訳でございます(笑)

今更、説明不要の日本を代表する山岳リゾートの上高地。

中学生で一度、5年前位にもう一度。

今回は初めて妻と訪れてみました。

私は土日出勤の振替で。

妻は遅い夏休みとして。

ど平日かつ、荒天予報だったからか…沢渡バスターミナル駐車場はガラガラ。

ご存知の方も多いかと思いますが、上高地はマイカー規制の為、バスかタクシーで。バスは往復2100円でした。

毎回このバスに乗るとウキウキしますね。

妻も景色を見ながらニタニタ。

久しぶりのバックパック旅。

今回は小梨平キャンプ場をベースにして、上高地を歩き回ろう…って訳です。
※きっかけはヨシノリ・コヤノさんの記事。とても参考になりました🙇🏻‍♂️ありがとうございます

お決まりのギュウ詰めバックパック&ソフトクーラーたすき掛け。

傘がダサいとigに苦情が2件来ていたが…気ままな旅人気取りの俺は気にしない😑

#A巻さんとK村さん

バスタから歩いて5分。

あっという間に到着だから重量級装備でも、ヘタレな我が家もどうにかなるもんだ。

受付👆🏻※800円/日

気さくなスタッフさんばかり。

食堂・売店👆🏻

バックパックで出掛けるきっかけはココの売店の品揃え。食材無しで行ってもどうにかなる程色々ある。

また、酒好きな我が家はお酒の在庫も重要たが、ビール・チューハイ・ハイボールにワイン・日本酒…🤤バッチリだで。

そしてお風呂！！👆🏻※ココ重要(笑)別料金600円/回

とてもキレイで、最も重要なシャワーは水圧ビンビン、温度はちゃんと調整効いて、シャンプーとボディソープあり。ヘタなキャンプ場より設備が充実している！！！🧖🏻‍♂️🧖🏻‍♀️

今回の荷物👆🏻

私はバックパックと、ソフトクーラーの中にバーナーと調理器具や照明、フリーズドライ食品などを。

妻はバックパックと、手提げにツインポールシェルターの幕類とミニチェア二脚。

バックパックの中は衣類と寝袋。ポール類はサイドポケットへ。冷え込む時期の2泊3日はフリースやダウン等、衣類が嵩張るのでテントや調理器具は入らなかった(笑)

今回の道具。

テーブルはWILD-1、チェアはダイスのククチ。照明はゴールゼロとスノピのほおづき。

我が家の頼れるギア、無印良品のウッドおぼんをテーブルトップに。…おぼんを侮ること無かれ。スツールに載せればテーブルに。物を置く所が無い、そんな時に地味に活躍するナイスギア(笑)

調理器具はユニフレームの分離式バーナ、USトレイルオートにプリムスのクッカーとダイネックスマグ。シエラカップは大小。ユニフレーム製品…キャンプ始めたばかりの頃に購入して今も現役。シエラカップも実はユニフレームの質感が1番しっくりきます。

REI印入りナルゲンは小さなジャグとして。

軽くてコンパクトなギアはこういう時に重宝しますネ。ガス缶も売店にて購入。

今回は雨予報だったのでローカスギアのソリスで。アルタイ持って行きたかったけど流石にデカ過ぎる。

コレはある種の「かけ」でした。もしかしてソリスでもデカ過ぎるかなと。

結果、ハイシーズンならソリスはとうてい無理だけど、閑散とした平日のKサイトにドンと張らせて頂きました。Lサイトにはアトラス張られてるお方も居ましたが…

肌感覚的には…シェルターは「あり寄りの無し」と感じました。次はK・Lサイトなら幕は小さめにしたいと思います。

※土日はシェルター多分張れないか、張れてもあまり人気の無いサイトに行かないと駄目だと思います。基本的には2人用テントひと張りが基本で、タープもなるべく遠慮しなければならないか、2張り分支払う必要があるかもしれません。詳しくはキャンプ場にお尋ね下さい※

食堂でお昼を食べたらトレッキングへ。

大正池や田代池方面へ。

キレイですねぇ〜

ウェストン碑

お猿さん👆🏻とカモ。

戻ったらすっかり日も暮れて…

夕飯は山用のフリーズドライ食品を。かなり美味い。

売店で買ったトマトとウィンナーで静かに晩酌🍻

明くる朝。気温は5度前後か。

テントを出たら快晴！！なんて素晴らしい景色だろう。

食堂でおでん定食🍢に玉子を購入してTKGにカスタム。

2日目、午前中は小梨平から梓川左岸周りで明神を経由して徳沢まで。

午後は徳沢からは明神へ戻り、嘉門次小屋経由して梓川右岸道で河童橋、小梨平へ。

AM9時、地図を片手に出発！

左岸道は少し暗めのゴツゴツした砂利道がほんの少々のアップダウン有り。

明神池

美しきかな…さすが山岳リゾート。

見上げればキレイな山々に、日々のストレスもすっかり癒されます。

明神池から先は観光客が一気に減って、「それなりの装備が必要です。」

と、あちこちに立て札が。

とはいえ、引き返さなかった気合の入った外国の方々はスニーカーでスタスタ我が家を抜き去って行きます(笑)

#膝に爆弾抱えた夫婦

のんびり歩いて徳沢園到着。

…噂通りのシャレ感。森の奥にこんなオアシスがあるとは。素晴らしい。

ストイック過ぎない感じが我が家にはちょうど良かった。

グラスワインを頂きました🥂

来た道をひたすら戻って、目指すは嘉門次小屋。

私は上高地で嘉門次小屋が1番好きかもしれない☺️

#天空イワナ落とし

遅めのお昼ご飯は、山かけ蕎麦と…

いつか食べてみたかったイワナ塩焼き。

強烈に美味しかったです🤤

帰り道の梓川右岸道は紅葉が🍁ちらほら。

これぞ上高地！というのは私的に多分このルート。

上高地といえばココ！👆🏻かもしれません。
※諸説あります

AM9時からPM4時まで歩きっぱなしの1日。

総歩行距離はだいたい14kmくらい。

アスファルトを歩くのとは全く違って、キレイな景色を見ながら歩くとあっという間。

歩き疲れた頃に経由地や目的地に到着するのも助かる。

最後は河童橋横の五千尺ホテルのカフェで甘いものチャージして終了。

素敵なランプシェードでした。

「キャンプは手段であって目的では無い。」…って何処かの旅人が言っていたけれど今回は久しぶりにそれかもしれない。

バックパックのキャンプは不便だけれども…オートキャンプでは味わえない魅力がある。

小梨平はとてつもなく充実しているから甘々ですけれども😂

調理器具を持ってきた以上、夕飯は自炊したい。

玉ねぎと豚ロース肉でバター醤油炒めを。

持参したフリーズドライの炊き込みご飯とお味噌汁で。

後は冷やしトマト🍅

ミニチェアは長時間座ると疲れるので、就寝1時間前からテントで座り飲み(笑)

21時には就寝。周りは真っ暗でシーンとしてます。

最終日は早めに。コーヒー飲んで撤収です😢あっという間の2泊3日でした。

道具が少ないから撤収も早い！(笑)

テントから出れば拡がる絶景。過去最も豊かなキャンプだったかもしれません。

道具と食料は乏しかったけれど、これぞキャンプという気がしました。感じ方は人それぞれですし、小梨は非常に設備に恵まれた環境ですから気持ちは楽でしたけれども😂

上高地は行ってみたいけど、登山は厳しいかな〜なんて思うどなたかに、少しでも有益な情報になれば幸いです🙇🏻‍♂️

我が家のキャンプに新しい楽しみ方が見つかった気がする旅でした。背負った分だけ可能性も重量も増えるけれど。

そして、またオートキャンプの楽しさもこれにより再発見出来るのかなぁなんて思う訳でございます。

帰りは妻のリクエストでA&F安曇野店へ。

見ているだけでウキウキするA&Fがやっぱり好きです。

流行を常に追いかけるより、我が家はこのお店(A&F)のスピード感と店員さんの雰囲気が丁度良くて。

バックパックで歩き回ってから訪れると…商品を見る目線がほんの少し変わった気がしました。

本当に良い物を長く大事に。我が家はそうありたいと思うのです。

ヴィンテージギアは既に幾多の使い手がそうしてきた結果な訳ですネ😌

おしまい🤗