アラ還のソロキャンプ 海辺の恋編
11月3日、4日は大洗キャンプ場へ出撃しました。大分涼しくなりいよいよ我がシーズン到来と勇んで出陣したのもつかの間、今回も多くのファミキャンの間で肩身の狭いソロキャンプ、でも夜は、暗闇の中で一人焚火で癒されてきました。
今回のミッション!
1、久々の海辺のキャンプ、出来れば久しぶりに釣りが出来ればサイコー!
2、初日又は2日目の昼飯に美味しい海鮮が食べたい!
3、久々の焚火台(大)と自作トライポットを使って鍋!
と勇んで出かけたのですが、キャンプ場に着いてその混雑ぶりにまずうんざり!何とか端っこに場所を見つけ設営を済ませてマリンタワーへ!受付の時に3日が大洗町民の日でマリンタワーで商工感謝祭をやっており色々な出店が出ているとの話を聞き出かけてみました。鮟鱇汁をいただき、町民の日で入場無料のマリンタワーに登ってきました。
帰りにキャンプ場横にあるスーパーで買い出し、夜は鮭の白子で鍋にすることに!
さて、キャンプサイトは松林の中にあり、沢山の松ぼっくりや枯れた松葉が落ちています。それらは良い焚付けとなるので、せっせと拾い集めていたら何気なく若かりし時読んだ佐藤春夫の「海辺の恋」の一節が浮かびました。
・・・溢れ松葉をかき集め乙女のごとき君なりき・・・友人の奥方との許されざる恋、
・・・こぼれ松葉に火を放ち童のごとき我なりき・・・結局は結ばれることなく引き裂かれ、「ああ男一人ありて秋刀魚を焼く・・・」詩につながるようです。
私はもとから一人で松葉に火を放ち、鮭の白子を鍋をつつきながら焚火を見つめていました。頭の中では海辺の恋がヘビーローテション・・・
帰りは「かあちゃんの店」で立派な鯛のあら炊きを食べて帰ってきました。今回はミッション1はできませんでしたが、2と3はコンプリート!良いキャンプでしたが、人が多すぎた😓
テントはサーカスTCの中にコールマンのツーリングドームSTのインナーを入れたカンガルースタイルです。
立派な鯛の煮付けは食べ応え十分です。
今回はキャンプと言うよりは観光になってしまいました。