アラ還のソロキャンプ（2018年7月20

夏の人と虫の多い時期は個人的にはシーズンオフとして大人しくしていようと思っていましたが、以下の要因によりスクランブルキャンプに出撃しました。
スクランブルキャンプの要因
1）5月の月川荘キャンプ場で初張りするはずであった、新幕（サーカスTC）が毎晩早く張って欲しいと囁きかける。
2）物欲番長に負け思わずポチッとしてしまった手斧、ハスクバーナが毎晩早く薪を叩き割りたいと囁きかける。
3）仕事上の諸問題（採算、人事問題その他）および家庭問題によるストレスが半端なく大きくなり、このままでいると近いうちに確実に心が折れる、自分の精神崩壊が始まると心のアラームがかなり高らかと鳴り響いた。
ということで、発作的に無理やり休暇を取り「道志の森キャンプ場」へスクランブル発進しました。

今回のスクランブルキャンプのミッションは、サーカスTCの初張り、ハスクバーナによる薪割りと焚き火、そしてそれらによって強大なストレスを少しでも削減し悲鳴を上げている我が精神の安定を図ることです。
朝早くから準備をして8時過ぎに出発したのですが、下道で向かったため平日でも渋滞に巻き込まれてしまい、3時間で到着する予定が6時間半かかってしまい、さらにストレスを積み重ねる結果となりました。
初めて訪ねた道志の森は清流の音とヒグラシの鳴き声が気持ちよく、風も心地よく吹いていました。 キャンプサイトは夏休み前の平日にもかかわらずそこそこな混み具合でした、多分夏休みになったら大混雑することでしょう。
YouTubeで予習をしていたためサーカスTCもトラブル無く張ることができ、今回が初めての出番となる鍛造ペグも具合よく幕を支えてくれている（鍛造ペグの初使用も今回のミッションの一つ）。
設営を終えたら、早速ハスクバーナで薪割り！無心に薪割りをしているとなんだか楽しくなります。そして焚き火。焚き火台に火を起こし、脇に置いたカマドで砂肝を焼いてビールと焼酎でまったりとした時間を過ごしました。焚き火に薪をくべ、炎を見ていると落ち着きますね。祖先が何万年も続けて来た営みがDNAに刷り込まれているのでしょうか？
晩飯はご飯を炊いて無印良品のレトルトスパイシーチキンカレー、このカレー美味しいですね。
翌朝はスキレットでバノックを焼き、ソーセージ、目玉焼きにカット野菜！かなり充実した朝食となりました。が…夏休み初日の土曜日ということで朝早くから次々とファミリーキャンパーの方々の車がやって来ます。昨夜はもう一泊しようかとも考えていうましたが、このままだと確実に人当たりしそうなので早々に撤収、退散することにしました。
帰りは「道志の湯」で汗を流し、今度は高速を使って帰って来ました。
晩秋から冬にかけて人の少ない時にまた来たいキャンプ場です。