先生たちに感謝

先日のキャンプで、３日目でもお茶バカ冷たい！作戦を実行してみたのですが、ささやかに成功でした。

この方法は雑誌や様々なWebサイトで紹介されているのかもしれませんが、
私はショップ店員さんのお話や、かつての学校の授業を参考にしました。

これで重い保冷剤ブロックを長時間かけて用意しなくてもＯＫ、帰りは荷物も減って一石二鳥。

まずは100円ショップで、紙パック用ホルダーと、防災用アルミシートを買ってきます。
あらかじめ１割ほど減らしたお茶パックにホルダーをして凍らせます。
アルミシートはクーラーバッグの幅にカット。

【WILD-1のスタッフさん】
「必要になるその時まで極力開けなければ、クーラーバッグの保冷力はどれも同じですよ」
「保冷シートで内蓋を作るといいですよ」

【物理の先生】
「低温の物は、隣り合ったより高温の物から熱を奪い、そこにエネルギーが生じる」
「エネルギーを抑えるためには、隣り合う物体同士の温度差を狭める。気体にも同じ」
「表面積が少ないほど、また糖などの不純物が少ないほど氷の融点は低い」

ありがたいお言葉を参考に、こうしてできあがったのが⬆︎の作戦でした。

ポイントは弓の字状のアルミシート、温度別に階層分けされた食材、板氷と化したお茶パック。
そして、それらを隙間なく収納して、もし隙間ができるようならアルミシートやチビっこい保冷パックを詰める。

アルミシートを長いまま使ったのは、上下＆前後から食材を包み込めて、隙間をクシャッと埋め、かつ まとまるからです。

３日目までキンキンだったお茶に感動でした。スタッフさん、先生、ありがとう✨

私のいちばん身近な先生と言えば、キャンプインストラクターの彼氏⬆︎なのですが、その彼氏のさらに大先輩から聞いたお話が実に為になったのでした。

【大先輩インストラクターさん】
「タープなどの重いものの片付けは、袋に入れるより、袋を被せるといい。子どもや女性にも簡単だし、誤ってケガをすることも少ないです」

「テントをある程度畳んだあとは、そのつど外したペグなどを中に入れて、それを軸にして丸めていくときれいに巻けます。忘れ物の防止にもなりますしね」
「バッグに収納するとき、横向きにして閉めるとファスナーが傷みにくいですよ」

簡単なことなのかもしれませんが、熟練者だからこそ、教える側だからこそのお言葉だったのかと思います。
これはキャンプ歴の浅い私には、実にライフハックなのでした。

祖父から教わった「踏んだ音で聞き分ける燃える薪の探しかた」
父から教わった「ロープの結びかた」
生物の先生から教わった「浸透圧」これは料理に応用。

最近キャンプを覚えてきて、子どもの頃に覚えたささやかなことが、とても活かされることに気づきました。
そして、私はいい先生たちに恵まれてるなぁ…と。

今は、彼氏からワンボックスの運転を教わっているペーパードライバーです。
来月は祖母から、山菜採りを教わってきます✨